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アーカイブス~イベントの記録

水とみどりの和田山パークまつり《2024年4月29日》

野外活動ふれあい広場のリニューアルオープンを記念して「水とみどりの和田山パークまつり」ご今年も盛大に開催されました。
この時期は雨模様のお天気が多く2週間前から天気予報に一喜一憂して迎えた当日は曇りながらイベントには絶好の天気となりました。スタッフは8時半から準備に取り掛かり、「軽トラ市」やキッチンカーの出店業者も続々と到着。
予約定員を上回る120名が「野外活動ふれあい広場」に集い定刻の10時にスタートしました。  
   

かざぐるまとこいのぼり作り、こいのぼりは早速ロープにくくられて空に舞い上がりました。

‟自然”をテーマのブースでは水生生物と遊んだり、食べられる野草樹木の展示では「これ食べるの」と興味津々!!

こちらでは野鳥観察、そしてヒノキ丸太の皮むきではこんなに長~い皮がむけました。

販売品コーナーでは手作り品が人気。第二農園ではブルーベリー園見学がおこなわれ、
ブルーベリーの蜜でできた”蜂蜜お茶”がふるまわれました。

お待ちかねの子ども餅つき体験。

お昼には搗きたてのお餅で作ったぜんざいが振る舞われました。
 
アトラクションでは人気者”じゃんぷくん・メジーナちゃん”が登場。
今年も”大阪観光大学インターナショナル混声合唱団”が和田山の緑に溶け込んだ心にしみる歌声を披露し、子どもたちと一緒に「犬のおまわりさん」を歌い拍手喝さいを浴びました。
 

終了時刻まで、沢山の方々と楽しい時を過ごしました。

見出川をきれいにしよう《2024年3月17日》

少し曇空の天気でしたが、高田地区から11名の方が参加され、熊取町河川課から4名、私たちグリーンパーク熊取も多数参加し、見出川の河川清掃が実施されました。

開会のあいさつで藤原町長は「この活動は熊取町の事業の一つです」と述べられ、グリーンパーク熊取が長年取り組んだ活動をこのように熊取町として評価していただくと本当にうれしい限りです。

また一般参加で、参加をくり返されているうちに娘さんは高校生へと成長された5人家族や、去年は乳母車で参加されたお子さんはよちよち歩きで参加、他にも泉佐野からの参加など、河川にそれぞれの歴史を刻みながら楽しい雰囲気の中、活動が行われました。

今日の河川は活動を始めたころに比べとってもきれいで、地域住民の皆さんの日頃のご努力がはっきりとうかがわれます。

上流域の清掃


ちびっこ広場周辺



あ!つくしが芽を出しています

「これだけ集めました」ご苦労様でした!!

本当にきれいになりましたが、上流からの流れに乗って”ゴミ”は絶え間なく流れてきます。
自然のいたずらに負けず来年もまた頑張りましょう。

冬の鳥を探そう 《2024年2月18日》

「野鳥が大好き」の皆さんが、大勢イベントに集まってくれました。
受付を始めたところ別所池西側の水辺に大きな鳥がたたずんでいます。
早速、スコープを構えると‟ダイサギ„発見です。
受付もそこそこに子どもたちは踏み台に立ってのぞきこみます。

首にかけた双眼鏡で覗き「あ、見えた!!」と大喜びの子どもも。
楽しい観察会になりそうな予感いっぱいです。

受付で「バードウオッチング」のガイドブックをもらい、広場に集まりご挨拶。


鳥たちはみんな早起き、早速かんさつに出かけました。
ダイサギがいた別所池をもう一度眺めましたが、ダイサギは池のさらに端っこに移動して膝のあたりまで水につかって水面を凝視しています。そろそろ獲物をみつけたかな!?
池の中央にキンクロハジロを1羽発見、潜っては浮かんでいます。


東谷池に移動、途中の茂みでメジロが群れを成して飛び交い、けたたましい鳴き声を交わしています。
池の東側の岸辺に何やらたくさんの生き物が。カメの甲羅干しです。
外来種のミシシッピアカミミガメで在来種のカメにとって代わり、カメの世界を制覇し我が物顔の一団です。

いつもはカワウやオシドリが見られますが、今日はカメばかりで水鳥の気配がありません。
遠くの山の端に何か発見した模様です。スコープをセットするとトビがジーッとこちらを見つめています。
2台のスコープをセットしてかわるがわる観察しました。

「すごい!威厳に満ちた顔だち、感動です」お母さんが興奮気味です。

和田新池展望台を回って再び別所池に向かいましたが、ヒヨドリやメジロの鳴き声そしてウグイスは春本番の鳴きですが、
姿は確認できません。


満開のお寺の梅林を右手に見ながら、成合地区の民家へ。
・・・いました!屋根瓦のてっぺんにイソヒヨドリが美しい瑠璃色の頭髪に茶色の胸毛を張りだしてりりしくたっています。

ふれあい広場に戻って姿を見たり、鳴き声を聴いた鳥たちを確認する「鳥合わせ」を行いました。ぜんぶで12種類でした。

ピザ焼きと炭焼き 《2024年2月10日》

まるで「春かな~!?」と勘違いするほど暖かく抜けるような青空のもと‟ピザ焼き„と‟炭焼き„をコラボしたいイベントが開かれました。
予約開始の日は30分で定員いっぱいとなるほど、皆さんが待ちに待ったイントとなりました。


参加者はラジオ体操で体をほぐした後、炭焼きとピザ焼きの二組に分かれそれぞれ配置に着きました。

【炭焼き】
炭焼きは窯に竹を入れて焼き終わるまで何日もかかります。
今日は竹を切って窯に入れるまでの体験です。
ノコギリをもって大きな孟宗竹に挑みます。最初はぎこちなかった子どもたちが「引くときに力を入れて」とアドバイスを受けると、何回か伐り進むうちにとっても上手になります。

次は竹割の珍しい道具で4等分に割り、次に節を取り窯に隙間なく詰め込みます。

真ん中の窯はスタッフが、ひと月前からこのイベントで焼きあがった竹炭を見てもらうためため焼いた窯です。
窯の蓋を取ってお披露目です。小学・高学年の数人が窯を固めていた土を運び作業を手伝います。(うれしい!!)

窯から炭が出されると「おーおー」と歓声が沸き、希望者に差し上げました。

【ビザ焼き】
ピザ班は、ピザ生地にトッピングして焼きあがるまでを取り組みます。

先ず、アルミホイールを使ってピザ生地を載せる皿を作り、その上に生地を置いて、スタッフがテーブルいっぱいに具材の入ったお皿を並べた、トッピングテーブルに移動します。
「オイルをしっかり塗ってね」、オリーブオイルをたっぷり塗り、その上にピザソースを塗って、お好みの具材をトッピングします。

「よーしこれでいいぞー」トッピングが終わると、上に煙除けのアルミホイールをかぶせて、名前を書き窯入れを待ちます。
窯に入れてしばらく待つと「焼けたよー!」、名前が呼ばれます。
アルミホイールを開けるとこんがりと焼けたピザが顔を出します。

早速ピザカッターで6等分に切って食事テーブルに移動。
仲間が揃うのを待って「頂きま~す」、「チョー美味しい!」。

満足の歓声を上げながら、「こんなおいしいピザは初めてや」仲間たちと楽しく歓談しながら、チョー満足の笑顔でした。

“七草粥”と 新春・野草観察会 《2024年1月8日》

今年に入って一番冷え込んだ朝でしたが、青空からまばゆい陽がさし込むと
ポカポカと暖かさを感じる1月8日、今年初めてのイベント『七草粥と新春・野草観察会』が行われました。

*セリ*ナズナ*ゴギョウ*ハコベラ*ホトケノザ*スズナ*スズシロ
平安時代から続く正月7日に、無病長寿を願って七草を摘んで食べる習慣を、グリーンパークでは毎年この時期に実施してきました。今年はコロナの第5類への移行に伴い“おかゆ”も提供し、コロナ禍前の内容で実施しまた。
参加募集定員は去年の倍30人としましたが即日満員の盛況ぶりです。
朝の冷え込みの中、未就学児からご高齢者まで多彩なメンバーが元気に集まりました。

グリーンパーク代表の「先人の健康増進の知恵にあやかり、おかゆを食べことし一年元気に過ごしましょう!」との挨拶に続き、“野草博士(!?)”が七草のサンプルを示しながら「これは毒セリですよ」と正しい七草の探し方を説明しました。

「それでは七草摘みに行きましょう!」
参加者を3班に分け、それぞれ参加者の質問に応えられるメンバーを配置し出発しました。

先ずブルーベリー園の周りを探索。「これ、ゴギョウ?」「うん、これは柔らかくておいしいよ」楽しく会話を交わしながら摘み採って行きました。
更に歩を進め、成合地区を抜け赤い柿の実が青空に映える田んぼのあぜ道を通って採取。

暖かい“おかゆ”が待つふれあい広場に帰り
「それではみなさんが摘んだ七草を見せてください」摘んできた袋を開いてしっかり点検し、栽培種のスズナ(蕪)スズシロ(大根)はあらかじめ準備して、ちゃんと7種類揃うようにお手伝いしました。

炊飯棟から「おかゆできましたよ!」の呼び声が聞こえ、配膳の列に並び「いっぱい食べてよ!、お代わりもあるよ!」とうれしい案内にさそわれ、お椀いっぱいのおかゆをそれぞれの食卓に持ち寄り、昼食開始!!


「熱い!」「うまい!」の歓声が飛び交う中楽しく会話しながら食事が進みました。
 「芋粥もできましたよ!」と炊事スタッフからうれしい案内が聞こえます。すかさず何人も並び「イモは美味しい!」、「おかわり」、皆さんお腹いっぱい食べてとても満足そうでした。

おわりにあたり副代表が参加のお礼を述べ、今後のイベント日程を紹介し散会しました。

しめ縄を作ろう 《2023年12月17日》

令和5年締めくくりのイベント『しめ縄を作ろう』が応募枠いっぱいの31人が参加して行われました。
昨夜の雨は上がりましたが時折小雪の舞う、とっても寒い一日でした。

イベント準備のため数日かけ藁や“だいだいミカン”の仕入れ、ゆずり葉採取など、前日まで水引や半紙などのパーツを参加者に確実に渡せるよう、袋詰めにして念入りに準備を重ねてきました。
特に、今まで“だいだい”の取り付けに苦労している様子が見られましたので、ビニタイで“ヘタ”にしっかりと巻き付け緩まず固定できるように手を入れました。

廣田代表の力強い挨拶に続きイベント責任者佐野より詳しい説明がなされました。


手渡された藁束を持ち広場のブルーシートで藁をしごき、木槌で藁をたたいて柔らかくして編みやすくします。

そして、いよいよグリーンパーク直伝のしめ縄編みです。
藁束を天井から吊るしスタッフが上端を持ち、お客さんが束を3等分してしっかりとねじりあげ、呼吸を合わせ左のパートナーに渡し巻きあげます。何度か繰り返していくと“力強いしめ縄”ができあがります。

組みあがるとハサミできれいに散髪して“下がり”を取付、縁起物の紙垂やだいだいミカン、ゆずり葉を結び付け紅白の水引をかけると「市販のしめ縄ではとても作れない」立派な、マイしめ縄の出来上がりです!!!


元旦の玄関に、堂々としたこのしめ縄が飾られ、幸多かれと願う新年の門出を祝うことでしょう。

おおさか「山の日」《2023年11月11日》

大阪府では「府民一人ひとりが身近にある森林の重要性を知り、森林の保全にかかわっていくことが重要」として、11月第2土曜を中心に府下全域で「山の日」のイベントを行っています。
熊取町では11月11日土曜日に『緑と自然の活動推進委員会』主催で
①ハイキング②間伐体験③美化推進の取り組みを行いました。

①雨山ハイキング 26名参加
参加者を3組に分け312メートルの山頂を目指しました。
今回は幼児連れの方が多く登頂を少し心配しましたが、抱っこをせがむこともなく順調な足取りで踏破(?)しました。

なかには、鳥や植物に興味を持っている子がいて「あっタカや!」と指さし教えてくれる少年や、「これフユイチゴで食べられるよ」と説明すると一生懸命摘み採っていました。サルノコシカケには大人も子どもも興味津々の様子でした。


②間伐体験 19名参加

ふれあい広場で“安全第一の装具”ヘルメットをかぶり3班それぞれの色に分かれたジャケットを着て、20分ほど徒歩で山に向かいました。

山の入り口でノコギリを渡し紐で腰に結わえ、すっかり“木こり”姿になって班ごとに目的の樹木の下に集まりました。

「どっちに倒そうー」、梢の空間をみんなで見定め方向が決まったら楔形の“受け口”をつくり、ロープをかけみんなで引っ張ります。交代でがんばって伐っていくと“バキバキ”と音がします。掛け声に合わせてロープを引っ張ると“バリバリ、ドスン!!”と轟音とともに樹木がたおれ思わず「やったー」歓声とともに拍手が沸き上がります。

たおれた木の枝を払い、2mの長さに玉切りを行います。
みんな積極的にノコを引き動き回る姿に、森とのかかわりにとても興味を持ってくれたことが実感できます。

③永楽ダム周辺クリーン化 商工会婦人部8名参加
赤いお揃いのジャケットをはおって、今年も商工会婦人部の皆さんが参加してくれました。永楽ダムへの道中やダム周辺で入念にゴミを拾い、森林の美観を保ち、汚さず(荒さず)育てる気持ちの大切さをアピールしました。


お昼は炊事スタッフが腕によりをかけた美味しいカレー!!

おかわりリクエストが相次ぎ、大盛3杯をたいらげた小学生も・・・
「頑張って作った甲斐がありました」とスタッフも大喜びでした。

秋の野鳥観察会 《2023年10月22日》

秋晴れのいい天気の中「秋の野草観察会」が行われました。

参加者は14人、その半数は子どもたちで小学2年生4名を筆頭に元気で可愛い幼児たちです。

近在の池ではカルガモなどの飛来の便りが聞こえる中、期待をもって皆さん参加です。まだスタート前には、すぐ前の別所池に水鳥を見つけスコープを向けるとカモ数羽が見れました。

 

挨拶を交わした後、コース最初の東谷池に向かいました。

この数年は農業用水の大きな取水管が設置され、稲刈りが終わるまで池の底が丸出しになるほど水がありません。

そのせいかカメさんが甲羅干しをしている程度で水鳥は全く見当たりません。

例年向こう岸の高い梢にまっていたトビもいません。森の中からはヒヨドリの鳴き声がけたたましく聞こえ、時々ヒヨドリ独特の羽ばたいては胸をそらす飛び方で森をわたる姿が見られます。

「去年はミサゴが飛んでいましたのにね~」と、つぶやくベテラン参加者の声をよそに、子どもたちはユリの種を取り出し地面にまき散らし「来年はユリの花いっぱいだね」とか、バッタを取ったり、黒いトカゲをつかまえて大はしゃぎ。子どもたちの行動力はいつも大人がはめる枠を超えて進むんですね。

新池展望台へ来て遠くを見渡しますが、肝心の野鳥の姿はありません。毎年谷底からシジュウカラなど『カラの混群』が遡上して、シジュウカラのネクタイ姿を間近に観察できるのですが・・・・。

 

坂を下ってそして上って別所池へ向かいました。乳母車で幼児同伴のお父さんは軽々と担いで階段を上り下りしています。父(母?)は強かった‼。

別所池でも野鳥の姿はありません。

甲羅干しの亀さんばかり。それでも子供たちは興味津々で代わる代わるスコープを覗いてはしゃいでいます。

 

住宅街に出てやっとイソヒヨドリがアンテナに止まり、野鳥の姿を観察できました。

最後の〝鳥合わせ″では殆ど鳴き声でしたが16種類確認できました。

納涼流しそうめん 《2023年9月16日》

コロナ禍、2019年以来4年ぶりの「納涼流しそうめん」。延べ4日間に亘り、孟宗竹の切り出しから竹割り・竹節の削り取り、高低差を利用した特製スライダーの設置、お箸とお椀作りの下準備など経験豊富なグリーンパークの老獪パワーが遺憾なく発揮されたイベントとなりました。

残暑厳しい中、三連休の初日は好天にも恵まれ、家族連れ・お友だち・老々夫婦など、近隣の市や町からも多くの方々にご参加頂きました。

このイベントは少し工夫を凝らし、スタッフが予め小さく切った竹を参加者が鋸とカッターナイフでお箸とお椀に作り上げる工程とスライダーを流れる清水に氷で冷やしたそうめんを流し、手作りのお箸ですくい取り、薬味の入ったお椀で味わうという、物作りと涼味たっぷりな屋外の催しです。(小さいお子さん達には水流が速くそうめんのキャッチは少し難しかったかも?)

短い時間でしたが、子ども達の元気溢れる笑顔とかん高い声が野活広場いっぱいに拡がり、食欲の秋と野活広場の深まる自然を満喫して頂けたのではないでしょうか。

来年も暑い夏が近づいたら、野活の夏の風物詩「納涼流しそうめん」を思い出し、ぜひまたご参加ください。

町長の挨拶
美味しいね!
いつもご参加ありがとう!

「大菊の福助仕立てに挑戦」講座第3回《2023年9月2日》

3回シリーズの本講座も7月8日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。

毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は沖縄南西諸島付近に台風が接近はしつつあるようです。またコロナ禍もやや落ち着いていますがまだまだ油断できません。このような中での講座開催となりました。

 受講生は1名欠席で9名が出席。受講生持参の7月29日に5号鉢に定植した苗は例年になく猛暑が続き、全体的に例年より低く、生育が良くないように感じられました。

このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。

 

リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。        

講座の後半は、今後9月下旬頃までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、成長抑制のBナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等などの管理作業を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾ける、或いはメモを取る受講生に意気込みが感じられました。今年は公民館が工事中の為、野外活動ふれあい広場で受講生の福助菊展示会を行うのでぜひ出品して頂き、きっとふれあい広場の来場者が大輪の福助菊を見る事が出来る事を期待し、来年の再会を約束し終了しました。

講義風景
スッタフからのアドバイス
完成

くまベジカレー《2023年8月27日》

わりかし若い百姓の会主催の「くまベジカレー」が野外活動ふれあい広場で開催!子ども達が、熊取町で採れた野菜とお米を使ってカレーを作っています。イベントには、80人を超える参加をいただきました。熊取町でも若手農家は頑張っています。



(投稿者の許可を得て、インスタより転載!)

スライド写真
大盛況でした!

夏休み子供自然教室(水てっぽう)《2023年8月5,6,19日》

今年の「夏休み子ども自然教室」は“水てっぽう”が3回にわたって行われました‼️今日はその最終日で、最後の大人と子どもの水かけ合戦ではびしょ濡れになりながら大変盛り上がりました!

子供も、大人も、本気で水のかけ合い!想像以上にズブ濡れになりましたが、すっきり気分爽快とっても楽しい夏の思い出になりました!娘は既に来年の水鉄砲も参加する気満々です。朝早くから準備等ありがとうございました!毎月のふれあい広場楽しみにしております。(お客様のコメント)


みんな上手に水てっぽう作れたよ!
水てっぽうより行水

「大菊の福助仕立てに挑戦」講座第2回《2023年7月29日》

連日35℃を超える猛暑が続く中の開催になりましたが、10名の受講生全員元気なお顔を見せていただきました。このような時こそ熱中症に気を付けながら、花の手入れで癒しのひと時を過ごしたいものです。

  

 今回も前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら78日の挿し芽講座より3週間経過し、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら10名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は梅雨明け後連日の猛暑となり苗の生育管理が難しい状況でした。受講生のお家での苗の生育環境の違いにより例年以上に生育状況にバラツキが見られ、全6本が無事育った方、あるいは6本が全滅してしまった方など非常にバラツキが見られました。その後予備苗を補充配布し、全員が5本以上の苗で次の工程に進める事が出来ました。

数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。

次回92日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と熱中症、新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。

定植作業
定植作業
定植作業
定植完成!

「大菊の福助仕立てに挑戦」講座第1回《2023年7月8日》

 「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈40㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。 小鉢なので場所を取らず、持ち運びが容易である、作業の負担が少ない。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。この講座は3回シリーズとして開催しています。

 さて今年はコロナ禍も第5類移行になり落ち着きを取り戻した中、花好きの10名(男性3名女性7名)の方々が応募されました。内、初めての方が3名で、残りの方々は複数回の参加経験があるリピーターでした。この講座は10数年続いていてリピーターの受講生が多いのが特色です。中には10年以上連続で受講されている受講生もいらっしゃいます。

 本日は3回シリーズの第1回目として、メインの作業は菊の親株から切り取ったさし穂を使った「刺し芽」です。

「刺し芽」の手順説明の後、グリーンパークスタッフにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながらの作業で、初めての方々は慎重に、リピータの方々も手順を思い起こしながら慎重に作業を進められ、約1時間半で作業が完了しました。次回729日の5号鉢への定植時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、次回までの管理が苗の出来栄えに関わる重要な注意事項をキーポイントとして説明し講座を終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。

初めての参加者からは、たのしい時間が過ごせて、参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。



   
スタッフのアドバイス
作業は慎重に
手を切らないように
完成です

水とみどりの和田山パークまつり  《2023年4月29日》


四年ぶりに「野外活動ふれあい広場」いっぱいの参加者100名を迎え、餅つきも復活して“水とみどりの和田山パークまつり”が開催されました。 


大きな鯉のぼりが泳ぐ広場に集まって先ずラジオ体操で体をほぐし、開会式です。


来賓の藤原町長のご挨拶を頂き、主催者の開会宣言が行われました。



クラッカーの音で祭りがスタート。
参加者はイベント案内のチラシを見ながらテントを巡り、シールをゲット。
精力的にイベントに参加して、9か所全部のイベントシールを集め、素敵な賞品との交換を目指します。



11時を少し過ぎたころ、司会者の案内で広場南側に全員集合。
リニューアルされた『ふれあい広場開設記念碑』の除幕式が行われました。
藤原町長やたくさんの子どもたちが紅白のテープを引っ張り、開設18年を迎えた施設を祝いました。



「餅つきが始まりますよ~」、餅つきを心待ちにしていた子どもたちが長蛇の列を作り順番を待ちます。杵を持ってお母さんに支えられながら、123、4、、の掛け声に合わせて杵を振り下ろします。


搗きあがった餅は“おぜんざい”スタッフの手にわたり、ちぎって丸められ、前日から仕込まれた“小豆汁”に搗きたての餅を入れ、ぜんざいができあがります。


その数なんと200食、お待ちかねの皆さんに次々と手渡されます。


 
広場にはジャンプ君メジーナちゃんが登場。子どもたちに囲まれてもみくちゃになりながら、写真撮影に応えています。



最後は大阪観光大学インターナショナル混声合唱団の演奏です。♪翼をください♪に始まり、森のクマさんでは子どもたちをステージに上げ、一緒に歌って大いに盛り上がりました。



にわかに雲ゆきが怪しくなり、


時間を繰り上げ閉会式を行い、祭りを終了しました。


ピザ焼きと炭焼き体験  《2023年2月11日》

募集定員30名が予約開始早々完売(!?)。

とっても人気の高いイベントの開幕です。

 

ピザ焼きのイベントは初めての取り組みです。ピザ窯は2基ありますが1回に焼けるピザはあわせて8枚、焼きあがる時間は平均10分。どのようにして途切れることなく焼き続け、焼きあがって食べる時間のばらつきなど、参加者が一堂に会してスケジュールに沿って取り組める、これまでのイベントとは違いがあります。

イベント進行担当者を大いに頭を悩ませましたが、さて結果はどうだったでしょう。

 

ラジオ体操からスタートです。

まず全員炭焼きの竹伐りに取り組んでもらいます。

ひと月前の里山保全活動で練習を積んだ「炭焼き」スタッフは、余裕で子どもたちをいざないます。子どもたちの奮闘に伐り終ると思わず歓声が上がり盛り上がります。

 

ほどなく保護者のお母さんたちは「ピザ焼き」準備に取り組んでもらいます。

ピザ釜に火を入れ30分ほどかけて焼ける温度に温めます。

また10数種類のトッピング具材を調理します。

炭焼きの竹割、ふしとり作業に入るころ、ピザ焼きのトッピング作業開始です。

アルミホイールの皿に生地をのせ、ハケで表面にオリーブオイルを塗ります。

そしてずらりと並んだ具材の中からベーコン、ソーセージ、トマト、ローズマリーなどをのせます。「厚くのせないでね、焼けにくいよ」。その上にチーズをたっぷりのせ窯に入れる順番を待ちます。

 

10分ほどで焼き上がり! アツアツのピザをテーブルに運びピザローラーで切り分けるのもそこそこに口に運びます。

これが美味い!! あちこちに笑顔がはじけます。幼児の世話をしながらやっと食べ始めたお母さんも微笑みが絶えません。

 

炭焼きチームは竹の窯詰めが終わり、焼きはじめは後日になりますので、先日焼いた炭を取り出して出来上がりをみんなに見てもらいました。

 

スタッフも失敗していないかドキドキの中、窯から出てきた炭は70㎝の竹が55㎝の炭に焼けています。で出来栄え80点、近年にない大成功です。


イベントの進行も大変うまくいき、イベントを終えたこの日のヒーローは何といっても「とってもおいしかったピザ」です。皆さんスタッフに感謝の言葉を何度もおっしゃりながら「またお願いします!」と、帰路につかれました

新春野草観察と七草摘み《2023年1月9日》

2023年スタートのイベント『新春野草観察と七草摘み』を、19日成人の日に実施しました。

コロナ禍前までは摘み取った七草やサツマイモ、お餅などを入れた“お粥”を大なべで炊いて、100人規模のお客さんや近隣の方々を招待して盛大に実施しましたが、

ここ数年は「このイベントの伝統を絶やしてはならない」との思いから十分な感染防止対策を取って、“七草摘み”だけを実施してきました。

 

寒い中定員に近い参加者があり、まずオープニングでスタッフが、深い調査と経験に基づいた「春の七草」について説明を行いました。

ふれあい広場を取り巻く農地には棚田が多く、あぜ道を散策すればあちこちに七草が発見できます。事前の調査でブルーベリー園の周りや会員が耕作している畑に七草がすべて揃っていることが分かり、参加者を2組にわけ案内しました。

「ブルーベリー園」組では排水の湿地でセリを発見。よく似た草で“毒セリ”があるので、その見分け方を説明。
参加の幼児たちが大喜びで七草を摘み取っている姿が印象的で、幼くして自然に親しんでくれほっこりしました。

「畑」組は野菜の畝でナズナを見つけて「これなに~」と尋ねてきます。「この草のタネは三味線のバチに似ているので、別名ぺんぺん草ともいいます」と会話がはずみます。

そして参加者がびっくり仰天したのがスズシロ(大根)です。
この日のために会員が残してくれ、みんなにプレゼント。大喜びで引き抜き袋に詰め込みました。

ほぼ1時間で七草を採取でき、ふれあい広場に戻ってそれぞれの採取した野草に間違いがないかチェック。
夕飯は自分が摘んだ七草で、健康食“七草粥”を味わっていただくことにしました。

しめ縄を作ろう 《2022年12月18日》

ふれあい広場の屋根にうっすらと雪が積もり、時折粉雪の舞うこの冬一番の寒波がやってきました。そんな中、コロナ禍で中断されていた年末のお楽しみイベント「しめ縄づくり」が実施されました。

準備万端整えたスタッフは「寒い中参加してくれるかな~」と心配気味でしたが、予約開始日にすぐ完売となるほど、応募された方の熱気は熱く、1歳ぐらいの幼児を連れたお母さんをはじめ全員がスタートの時間には揃いました。

 

グリーンパーク熊取のしめ縄な()いは4人一組でな()っていく独特のやり方で、とてもしっかり作れるため人気があります。まず、スタッフが作り方の手本を示します。

その後広場に出て、わらのはかまを取り、な()いやすくするため木槌でたたきます。

いよいよ、4人一組でしめ縄本体の、藁(綯)いです。

息を合わせてな()い上げた立派なしめ縄ができました。

あと、さがり・ウラジロ・紙垂・ユズリ葉・橙などの飾り付けをして、紅白の水引をきりりとしめたら出来上がりです。

 

お正月を迎える大切な準備ができました。

来年こそはコロナ終息のいい年を迎えましょう。

おおさか山の日 《2022年11月12日》

大阪府では、森林の果たす役割と森林を守る意義の理解を深める契機として、11月第2土曜日を「おおさか山の日」と定めいろいろな取組を進めています。

熊取町では「緑と自然の活動推進委員会」の催しとして、①間伐体験、②雨山クリーンハイキング、商工会婦人部の皆さんによる③永楽ダム周辺クリーン活動が行われました。

 

間伐体験は近隣のヒノキ林で間伐の必要性を学びながら、密集したヒノキの伐採を体験しました。

 
ハイキングは熊取の名峰「雨山」に登り、紅葉が始まった山々の美しさを堪能し、人の心を癒す役割を実感しました。


商工会婦人部の皆さんはお揃いのユニフォームで、若々しく永楽ダムへの道中のクリーン化を実施しました。

秋の野鳥観察 《2022年10月23日》

3組の親子連れ6名が参加してくれました。事前のルート観察では野鳥の姿が例年にも増して少なく、少し心配しながらスタートしました。

東谷池へ着いても水鳥たちの姿はなく「やっぱり」と、意気消沈したスタッフを元気づけてくれたのは参加のこどもたち、「今日はどんぐり拾いや!」、オンブバッタを捕まえて翅を広げ「これはチョット変わった色してる」と小学低学年とは思えない博学ぶりで、興味津々動き回ります。

すると、突然空高く飛び去る鳥が。一同俄然色めき立ち「トビではない、何だろう」図鑑を見て調べます。

新池展望台を目指す樹林ではしきりに小鳥の鳴き声が、指をさして姿を追います。

和田山の裾道を一周して別所池へ。
対岸をよ~く観察するとカルガモが3羽休んでいます。スコープの照準を合わせかわるがわる見ていると、一斉に飛び立ちました。

その後、成合地区に入ると雀が多く“森の中”とは違った生態が良くわかります。

ふれあい広場に帰り、姿を見たり鳴き声を聴いた鳥を確認(鳥合わせ)し、最後にサプライズで、リーダーがどんぐりで作ったアクセサリーをプレゼント、

参加者の喜ぶ笑顔の中、観察会を終了しました。

「大菊の福助仕立てに挑戦第3回」 《2022年9月3日》

3回シリーズの本講座も7月9日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。

毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は沖縄南西諸島に台風が接近はしつつあるようです。またコロナ禍の第7波もピークを過ぎ減少傾向を見せていますがまだまだ油断できません。このような中、マスク着用、3密を避けるなど、感染防止対策を取りながらの講座開催となりました。

 受講生の出席は12名全員が出席。受講生持参の7月30日に5号鉢に定植した苗は例年にない高温で管理の難しさがありましたがまずまずの生育で、やはり経験者の苗は順調に育っていましたが、初心者の中には生育の悪い苗もありました。

このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。

リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。        

後半は、今後9月下旬までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、成長抑制のBナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等などの管理作業を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾ける、或いはメモを取る受講生に意気込みが感じられました。今年は野外活動ふれあい広場で受講生の福助菊展示会を行うのでぜひ出品して頂き、きっと大輪の福助菊を見る事が出来る事を期待し、来年の再会を約束し終了しました。

雨山八朔祭り  《2022年9月1日》

熊取町の“主峰”雨山では、毎年9月1日に山頂の石の祠『山龍王社』で五穀豊穣、万民安楽の祈願祭が行われています。この2年間はコロナ禍により中止が続いており「今年こそは!」と開催を念じていましたが、第7波の感染急拡大を受け今年も少人数による開催となりました。

私たちグリーンパーク熊取では、健脚会員6名が会員の「諸行事の安全遂行、健康成就」の願いを託され雨山登山に参加しました。

当日明け方まで激しい雨が降り安全に登れるのか心配されましたが、登山口に差し掛かるころにはすっかり雨もやみ、連日の猛暑も少し和らぎ心地よい登山となりました。

途中『馬場跡』で一服し山頂を目指しました。

石の鳥居をくぐり、ヤマモモの巨木が茂る山頂に到着。

神社の鳥居(グリーンパーク熊取が製作・献納)前に御神酒を奉納し、それぞれの想いを祈願しました。

最近、常套句となった「来年こそコロナが終息し平穏な日常を!!」と、念じつつ帰路につきました。

夏休みこども自然教室 《8月6・7・20日》

今年も恒例の「夏休みこども自然教室」を3回にわたって実施しました。

今年は行動制限なしの夏休みでしたが、直近で第7波のコロナ感染が爆発し、

子どもたちの参加が危ぶまれましたが、各回とも受付開始と同時に申し込みが殺到し、元気な子供たちの参加で楽しく有意義に実施できました。


【竹の巣箱と名札作り】 86日実施

先頭を切って86日に実施したのは今年が初めてのテーマ、小鳥の“巣箱作り”です。

普通、家の形に板で作るのですが、今回は私たちのオリジナリティーを発揮して、竹を使った巣箱作りに挑戦してもらいました。

でも、準備に一苦労!巣箱なので大きな竹が必要です。真夏の竹林に入って大きな孟宗竹を切り出してきました。

当日は子ども21名、保護者9名の参加でスタート。

低年齢の幼児も多く、孟宗竹をノコギリで切断するのが一苦労。

スタッフの援助で切り終わると汗びっしょりです。

製作工程は5工程もあって難しい作品でしたが、世界のどこにもない素敵な巣箱が出来上がりました。

これなら小鳥さんも喜んで巣作りすることでしょう!!

また一方ではグリーンパーク熊取の定番、名札づくりにも取り組んでもらいました。

 

【水てっぽう作り】 《87日・20日》

続いて87日と20日には人気メニューの“水てっぽう作り”を実施しました。二日間で子ども42名、保護者31名の参加があり、それぞれ45名の班に分かれ製作に取り掛かりました。

スタッフも手慣れたもので、マニュアルを示しながら作り方を説明し、竹筒と押し棒切りのエリアに誘導します。

ノコギリを使って、不慣れな子どもは保護者も手伝い順調に切り進みます。

次にドリルで穴をあけてもらい水の出口を作ります。

テーブルに戻って、いよいよ組み立て開始です。押し棒の先端に隙間テープを巻き付け、程よい強さのはめあいとなったら布を巻き付け、竹筒に名前を書いて完成です。

「さあ~て、飛ぶかな」急いで建物から出てバケツのところに行きためしてみます。「ウワー飛んだ!」お母さんも「これは楽しい」興奮気味にお子さんとどこまで飛ぶか競争です。

30分ほどで全員が作り上げ、お待ちかねのゲーム開始です。

ビーチボールを水てっぽうで転がし、誰がゴールに早く着くか競争です。

少し風が吹くと押し返され悪戦苦闘!!

また、金魚すくいの“ポイ”をめがけて的あてゲーム、穴が開くと「エーイ!」歓声が上がります。

そして最後は当日のクライマックス、2組に分かれて水のかけ合いです。

水をかけられても必死に応戦する幼児、途中からお父さん、お母さんも参戦。

みんなずぶぬれになりながら楽しんでいました。


「昔はこんな風に、体をぶっつけながらよく遊んだなー」と、感慨にふけるオッチャンでした。

川たんけん 《2022年7⽉24⽇》

参加者は,30 名募集のところ希望者が多く35 名を受け付けましたが,コロナ感染者の急増(7 )のために直前キャンセルが多く,結局⼦ども12 ⼈+⼤⼈14⼈(計26 ⼈)となりました。

参加者には「川の⽣き物クイズ」とポケット図鑑「⾬⼭川にすむ⽣きものたち」が配られました。

当⽇は晴れで気温も⾼く,スタッフ12 ⼈とともに3 班に分かれてふれあい広場を10 時前に出発。710 才の1 班は林道から上流側に,47 才の2 班は中流側に,46 3 班は下流側に分かれて⽣き物採取開始。林の⽊陰は涼しい。

網を下流側において,上流側の砂を⾜でガサガサジャバジャバ。驚いたヤマトヌマエビやヨシノボリを網でキャッチ。⽯を裏返して潜んでいたサワガニをゲット。

少し⼤きな⽔たまりではカワムツの⼩さな幼⿂を追いかけ回してすくう。下流の⽔流の弱い部分を網でゴソゴソすると⽴派なヤゴ(コオニヤンマ)も。各班で採れた⽣き物を観察した後は上流から下流まで⾃由に探検。

11 時15 分ごろから,さや池の⽊陰で班ごとにまとめと感想を聞いた後は,いよいよ前⽇に仕掛けたモンドリの引上げ(餌はいつものチキンラーメン)。⼤きなカワムツと⼤きなドジョウがたくさん。


採れたドジョウやカワムツをいつまでもさわっている4 歳児に

もう終わりだよとなだめて,元の池に放流。

コロナ禍で活動が制限されるなか,参加者の⼦ども達や親御さんが⾬⼭川上流の⾃然を思いっきり楽しみ,さや池の⽣き物にもふれあうことができ,楽しい⼀⽇になったことでしょう。怪我もなく,無事に活動をおえることができてよかったと思います。

1 才児を抱っこして,6 才と4 才の⼦どもを連れて参加しているお⺟さんのたくましさにはただ感嘆! もう少し⾼学年の⼦どもも参加して欲しいとは思うけど,なかなか難しいものです。来年はどんな⼯夫をしようかな?

「大菊の福助仕立てに挑戦第2回」 《2022年7月30日》

前回79日開催以降、第7波と言われる新型コロナウイルスの感染者が急増し、いつ歯止めがかかるのか不安な日々を過ごす中での講座開催となりましたが、このような時こそ花の手入れで癒しのひと時を過ごしたいものです。

 今回も、前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら79日の挿し芽講座より3週間経過し、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら11名(1名欠席届あり)の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は例年よりも空梅雨となり苗の生育管理が難しい状況でしたが、今年は試行的に刺し芽苗床仕様を若干変更、受講生の頑張りもあり、予想よりも好成績で、若干枯れてしまった苗もありましたが、その分は用意した予備苗を補充配布し、全員が5本の苗で次の工程に進める事が出来ました。

数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤ビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。

次回93日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と、新型コロナ感染予防に最大の注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。

「大菊の福助仕立てに挑戦講座第1回」 《2022年7月9日》

 コロナ禍の中での開催も3年目となってしまいましたが、このような中でも花好きの皆さんに来ていただきたく3密対策を行い、実施する事が出来ました。

 「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈40㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。

 小鉢なので場所を取らず、持ち運びが容易である、作業の負担が少ない。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。

 今年の受講者は12名(男性6名女性6名)でした。内初めての方が1名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。この講座は10数年続いていてリピーターの受講生が多いのが特色です。中には10年以上連続で受講されている受講生もいらっしゃいます。

 3回シリーズの第1回目として、

刺し芽の手順説明の後、グリーンパークスタッフにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながらの作業が順調に進行し、約1時間半後作業が完了しました。

3週間後の次回、5号鉢への定植時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。

初めての参加者からは、たのしい時間が過ごせて、参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。

培養土入れ
差し芽作業
差し芽作業
差し芽完成品

水とみどりの和田山パークまつり《2022年4月29日》

野外活動ふれあい広場の開設を記念して毎年行われていた「水とみどりの和田山パークまつり」

コロナウイルスの影響で2年間行われていませんでした。  今年はコロナウイルスの脅威が少し和らいだので 3年振りに実施しました。  雨模様の野外活動ふれあい広場に90名の笑顔のお客様を迎えました。  

今回は大阪体育大学、大阪観光大学の学生、幸せのシフォンケーキ、柴田養蜂場、軽トラ市等の皆さんにと共に『まつり』を盛り上げて行きます。 

 
開会のトップを切って観光大学のファンファーレで始まります。  


鯉のぼり作りはあいにくの雨で青空に泳がせることが出来ませんでした。
かざぐるまができあがって、雨の中をチョット歩くとよく回ります。  


里山から切り出したヒノキを、竹のヘラで皮を綺麗に剥いて行きます、つるつるの木肌が出てきていい香りが漂います。


野鳥観察、水生生物観察、食べられる野草観察などいろいろのブースがあります。

 

 
雨で和田山登山も途中までとなりましたが、体育大学の学生は「雨にも負けず」つぎつぎと”技”を繰り出し子どもたちを楽しませてくれました。  

 


シフォンケーキが残り少なくなりお早めにと司会者の声。  

軽トラ市では沢山の野菜が販売されています。 
 


満開のブルーベリー園では”蜂蜜お茶”がふるまわれました。 
 


観光大学吹奏楽部の軽やかな音色でコンサートが始まり、最後は「川の流れのように」思わず口ずさみたくなりました。
  


最後まで沢山の方々と楽しい時を過ごせました。

新春野草観察  《2022年1月8日》


今年もコロナ対策で2019年まで実施していた“七草粥”の振る舞いは中止しました。


七草粥を食べて無病息災を祈る風習は平安時代に始まって、現在でも正月の締めくくりの行事として、七草がスーパーなどで販売され広く定着しています。


今年はブルーベリー園の周りなどで七草を探し摘み取って、自宅で七草粥を焚いて食べてもらうことにしました。


畑の水槽には氷が張るほど冷え込みの厳しい朝でしたが、この一因が放射冷却によるもので日差しとともに結構暖かい、野草観察日和でした。


元気な就学前の2名をはじめ幅広い年代の15名が参加。


初めに七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)の効能などについて説明、野草の見分け方と毒セリ(キンポウゲ)など類似野草があることの注意を受け、早速七草摘みへ出発しました。


まず、グリーンパークの共同農園に行って七草探しです。


サポーターの誘導で畑の畝の間をよくよく観察すると「これ食べられますか?」「それ、仏の座、いけるよ!」、次から次へと七草を発見!!


畑には立派なすずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)が育っていますが「これは作物で野草ではありませんよ」、「どうりで大きいはず」ですよね。


 


ブルーベリーの第二農園に行くと湿地を好む“せり”も発見、すぐ横には“毒セリも”生えています「間違ってはダメですよ、後で検査してあげますよ」。


子どもさんも大奮闘、それぞれ今日の七草粥が炊けるほど摘み取ったところで、いつも行っていた成合地区の田んぼに向かいました。


そこには冬の野に彩り鮮やか実を残した柿の大木があります。

インスタ映えのする風景を目にした後は、ふれあい広場に戻って食べられる野草とダメな野草のよりわけをして、イベントを終えました。


きっと夕食は、アツアツの七草粥を美味しく味わったことでしょう。


年頭の『安全祈願』  《2022年1月5日》

この2年間、コロナ感染により多くの活動が中止や縮小の制約を受けた中、私たちの活動の柱、地球温暖化などで顕著となった「自然環境の保全」、そして次世2022年1月5日、NPO法人グリーンパーク熊取会員の初詣を執り行いました。

 

「今年こそコロナ禍が終息し平穏な日常を取り戻したい!」との強い願いの中、
活動の拠点とする野外活動ふれあい広場には門松がしつらえられ、和田山ふもとの岩間に注連縄が張られ、会員一同そろって参拝します。


活動の柱「自然環境の保全」は地球温暖化が進み幾多の弊害が顕著になる中ますます大切な取組課題となってきましたし、次世代を担う「子どもの健全育成」も同様です。

私たちの出番が待たれている新年の幕開けです。


先輩の知恵から学ぶ神事にのっとり、活動の安全と会員一同の健康を祈願しました。

秋の野鳥観察会  《2021年10月23日》

 この日は大体大のイベントと重なり,少し騒がしい野外活動ふれあい広場だったのですが,一般の参加者(大人6名子ども2名)はふれあい広場に930集合しました。資料が配られ簡単な説明の後,パーク参加者10名とともに5台の望遠鏡をかかえて,和田山一周に出発です。

 歩き始めるとさっそくヒヨドリの鳴き声が。東谷池はシンとしていて水面に空が映る。釣り人がいたせいか水鳥は一羽も見られません。先週草刈り整備した堰堤から上空を見上げるとヒヨドリが何羽も飛び回っています。トビが上空を飛び始めると,何処かに消えてしまいましたが...

 和田山の山裾周囲を巡る〔みどりの小道(通称)〕を通って新池展望台へ向かいます。♪チャッチャッ♪とウグイスの笹鳴きが聞こえますが姿はよく確認できません。新池展望台からはいつも車で通る和田大橋がよく見えますが樹木が育ちすぎて展望はかなり悪くなっています。〔みどりのトンネル〕の坂を上がって別所池へ向かいます。先週から数羽飛来していたカルガモが今日は12羽も。望遠鏡の活躍です。別の日にはホシハジロも来ていたのですが,来ていなかったのは残念でした。

 成合地区に入って里の鳥を探します。モズがいました。望遠鏡で確認できたのはラッキーでした。カラスとスズメはいましたが,いつも見られるイソヒヨドリの姿はありませんでした。

 1150にふれあい広場に戻り『鳥合わせ』。今日見られたのは,以下の12種類:カルガモ,ヒヨドリ,メジロ,ノスリ,コゲラ,キジバト,ウグイス,トビ,モズ,スズメ,ハシブトカラス,ハシボソカラス。

 イベントと重なったり,採砂場のコンベアの音が大きかったせいか種類数が多くなかったのは残念でしたが,秋の好天のもと,参加者は適度の運動で自然に触れる事ができて大いに満足しました。1200散会。



第3回「大菊の福助仕立てに挑戦」《2021年9月4日》

3回シリーズの本講座も7月10日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。

毎年この時期は、台風発生、接近の季節です。幸い今年は台風の接近はありませんでしたが、コロナ禍により延長された緊急事態宣言が出されている中、3密を避けるなど、感染防止対策を取りながらの講座開催となりました。

 受講生は14名中、11名が出席。7月31日に5号鉢へ定植した受講生持参の苗は、例年にない高温と長雨続きで管理の難しさもあり、例年より生育は悪く、経験者の苗は比較的順調に育っていたが、初心者の苗は育ちが悪かった。

このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。

リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。        

後半は、今後9月下旬までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等の管理作業を説明しました。まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に、熱心に耳を傾け、或いはメモを取る受講生の姿に意気込みが感じられました。きっと、11月初めには大輪の福助を見る事が出来るよう期待して、又、今年の熊取町「秋の文化祭」はコロナ感染防止のため残念なが昨年に引き続き中止となりましたが、「グリーンパーク熊取菊花展」として公民館前に菊の自主展示を予定しているので、ぜひ受講生も出品して頂くようお願いし、来年の再会を約束し終了しました。

夏休み子ども自然教室『水鉄砲飛ばし』《2021年8月21日》

夏休みも残りわずかとなりましたが暑い夏はやっぱり水遊びが一番ですね。今年もたくさんの子供達が参加してくれました。9チームに分かれて,自分の手でノコギリとナイフを使って竹を切ったり削ったり,押し棒は,すきまテープを巻いて布をかぶせ輪ゴムで止めて,水鉄砲を完成。

今年も3つのゲームを用意しました。

・「ペットボトル倒し」最初はなかなか倒れなかったのが慣れてくると命中し大きな歓声が上がります。

・「ペットボトル落とし」吊り下げている新聞紙に当てるのは難しく,最後は側へ近寄って直撃して落としました。

・「水のかけっこ」最後は大人も混じって全員が2チームに分れて,びしょ濡れになり歓声をあげながら楽しみました。

本日のイベントが夏休みの楽しい思い出になってくれたらいいなと思います。

夏休み子ども自然教室『竹の貯金箱』《2021年8月8日》

前日に引き続き「夏休み子ども自然教室」第2弾『竹の貯金箱』が、感染防止対策を十分行い例年の約半数の定員で実施されました。参加者は子ども30名,大人11名で,家族を中心とした6グループに分かれて開始。...とその前に元気いっぱいラジオ体操。

前日までに町内某所から調達した太さ10〜15 cmのモウソウダケを,両端に節を残して竹用の鋸で切断。水鉄砲に使うマダケとは違って,直径も分厚さも2倍以上あり時間がかかります。午前中とはいえ30℃越えの炎天下で,小さい子どもも一生懸命がんばりました。

その後は,グリーンパークのスタッフにドリルで穴を開けてもらって投入口を作ります。はい,これで基本的には完成。そうです,この貯金箱は壊さない限り中を開けることができません。自分で苦労して作ったものはよっぽどのことがないと壊したくないはずです。さて,いくらほど貯まるでしょうか?

続いて,緑の生竹の表面をサンドペーパーや小刀で削って(この作業はとても面倒なのですが,子ども達は根気よくていねいに時間をかけていました),自分のお好みで飾り付け。油性マーカーで絵を描いたりシールを貼ったり。

このイベントでも保護者の皆さんが熱心です。子どもの手伝い以外にも,創意工夫を凝らした作品もできたようです。「夏休み親子自然教室」に名称変更して親子が参加するのも良さそうですが,やはり簡単な工作であっても,子どもが自らの手で仕上げるのが良いのではないでしょうか? 何しろ,ノコギリや小刀を手にする絶好の機会ですから。

元気いっぱいラジオ体操
作り方の説明を聞きます
保護者の人は創意工夫のマグカップも

夏休み子ども自然教室『うちわと風鈴つくり』《2021年8月7日》

去年コロナで中止となった「夏休み子ども自然教室」が、感染防止対策を十分行い例年の約半数の定員で実施することになりました。

予約開始初日は電話が殺到!! わずか15分で予約枠はいっぱいになり、その後お電話いただいたお客様には大変申し訳なく、来年はいつもの定員で実施したいものです。

 第一回のテーマは「うちわと風鈴づくり」です。参加者31人を6組に分け、それぞれの組をさらに「うちわ」と「風鈴」の工程で同時進行して“三密”を避ける工夫を行いました。

 【うちわづくり】

うちわに貼る用紙にそれぞれ工夫を凝らした絵を書きます。絵のデザインが思い浮かばなければヒントになる絵柄をみて大作に挑む子ども。

下絵も書かずマジックを上手に滑らせ見事な花を描く人。いずれも素敵なうちわの絵柄が書かれていきます。次はうちわの土台にのりをつけ、裏表に先ほどの用紙を貼り付けます。ここで大切なのは裏表のずれを無くすこと。ガイドのラインを慎重に重ね合わせ貼り付けます。しばらくしてのりが乾いたらハサミで丸く切り取るとうちわのできあがりです。

【風鈴づくり】

パーツがたくさんあります。リン(鈴)はペットボトル切った外枠、鈴をいれた玉はガチャガチャ、短冊、紐などなど。風鈴づくりでむつかしいのが紐でこれらのパーツをつなぎ合わせる作業です。ガチャガチャのボールやペットボトルの底センターに細い穴をあけ、紐を通すのですが、どうしてもうまくいきません。ヘアピンを使いやっと通すと風鈴のできあがり。

展示ポールにつるし、うちわであおぐとかすかな鈴の音が聞こえ、昔懐かし「夏の風物詩」を体感できました。

 このイベントで一番熱心に取り組んでいたのは保護者の皆さんです。

来年は「夏休み親子自然教室」にタイトル変更したいほど盛況でした!!

チョットむつかしいけどがんばってね!
うちわできました すずしいよ~
風鈴 色鮮やかにできました

第2回「大菊の福助仕立てに挑戦」《2021年7月31日》

数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。

次回94日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。

雨山川で「川たんけん」 《2021年7月25日》

緊急事態が解けて,例年の夏のイベントを規模を縮小して再開しました。「川たんけん」は2年ぶりです。4連休の最終日,野外活動ふれあい広場に集まった参加者25名(子ども15名大人10名)とグリーンパークのサポート(8名)は,二つのグループに分かれてスケートボード場の下にある「さや池」目指して9:45に出発。午前中ですが30℃を超えています。
途中で参加者一人がアシナガバチに刺されるというハプニングがありました。道路脇のグレーチングにぶら下がるように作られた巣の上を誰かが歩いた時,驚いた蜂たちが十数匹飛び出して,後から来た人が被害にあったようです。応急処置のため少しの遅れが生じたものの大事には至りませんでした。
さや池に着いて網が配られ,10:00頃から上流側と下流側に分かれて雨山川の生きもの探しを開始! ちょろちょろと流れる谷川の木陰は気温28℃。網を水底に置いて足で砂をかき込むように追うといろんな生きものが捕れます。尾の青い斑点がきれいなヤマトヌマエビがたくさん。卵を持ったメスもいます。メダカサイズ以下の小さいカワムツも多く,サワガニも次々と見つかります。「捕れた!」「釣れた!(?)」と喜ぶ声が谷川に響きます。

木陰には長い脚のザトウムシ(メクラグモ)がユラユラ揺れています。昆虫ではコオニヤンマとコシボソヤンマのやご,ヘビトンボの幼虫も見つかりました。

1時間ほど経って少し飽き始めたようになったころ,グループで集まってみんなで今日の成果を確認しました。たくさんの獲物は(飼育できる水そうの準備がある人以外は),スマホに入れて持って帰ることにして,元の場所に返しました。

さや池に戻って,前日に仕掛けた4つのもんどりを引き上げました。数センチのスジエビ,15センチ越えのドジョウとカワムツもたくさん入っていました。みんな興奮気味で,ドジョウつかみにチャレンジする子も出ました。

また暑い道を歩いてふれあい広場に戻り,熱中症になったり大きなケガする人もなく全員無事に活動を終えました(12:00)。皆さんお疲れ様でした!

グレーチングの下のハチの巣
さや池到着
ザトウムシ

第1回「大菊の福助仕立てに挑戦」《2021年7月10日》

 昨年に続きコロナ禍の中での開催となりました。花好き菊好きの方々のために募集人数も絞り、実施すべく、3密対策を行い実施する事が出来ました。

 「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。

 今年の受講者は14名(男性8名女性6名)でした。内初めての方が4名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。

 3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。

 初めての参加者からは、巣ごもりのストレスが少し解消され参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。

年初の安全祈願祭 《2021年1月5日》

新型コロナ感染症拡大のためにグリーンパーク熊取のほとんどの行事は中止の状態になっていますが,15日の月例会開始前に,年初の安全祈願祭を執り行いました。



ふれあい広場の北隅にある,昨年末に土砂を取り除き整備した自然石(緑色片岩)に注連縄を施し,鏡餅とお供えで飾りました。3密を避け,距離をとりながらでしたが,榊を捧げ柏手を打って安全を祈願しました。「今年一年誰も怪我なく様々な活動ができますように!」

野外活動ふれあい広場などの整備作業

和田山の紅葉が色づき始めた季節の変わり目、24名の会員が広場及び周囲の草刈りや伸びた枝などを草刈り機や鎌で刈る作業を行いました。

①広場②第1~2駐車場③東谷池に向かう道路沿いにそれぞれ分散して作業に掛かりました。



広場は比較的草は刈りやすかったのですが、駐車場の道路沿いはツルや枝が伸びて刈り取りに汗を流しました。


 


また、東谷池への散策路沿いに沢山のモミジが植樹されていて旺盛に枝を伸ばしてきています。紅葉がすすめばきれいな『モミジロード』となって散策者の目を楽しませてくれることでしょう。



腰丈まで伸びた草を刈り取っていくとすっきりした景観に変化してうれしくなりました。



女性会員たちがブルーベリー農園の花壇に様々な植物を植えています。これからどんな花を咲かせてくれるのか今後の楽しみです。


私たちは野外活動ふれあい広場や和田山を訪れる人々にとって、楽しく快適に過ごしていただけるような環境つくりをこれからも行っていきます。


熊取町では唯一ここがBBQが思いっきり楽しめる場所であり、また子供たちが簡単に登れる和田山からは大阪湾から明石大橋、淡路島、六甲山脈やあべのハルカスなど眺望抜群の場所でもあります。


「みなさん気軽においでやす!!」

下草を刈って、もうじき紅葉!
側溝もきれいになりました
来春には「菜の花」が咲き乱れます
「コスモス街道」歌が聞こえそう~

2020パーク農園「稲刈り」 《2020年9月22日》

今年は農園始まって以来の大凶作でした。

稲刈り直前に“イノシシ”が電気柵を超えて何度も侵入し、道路沿いを残して大半がなぎ倒され泥まみれ、さらに害虫の“ウンカ”の被害もあり惨憺たる有様です。

精魂込めて育成に頑張ったスタッフも、ガックリ肩を落として残念がります。

 

5月の田植えに参加したほとんどの会員が参加して、鎌を持ち刈り入れをスタート。あぜ道から5mほど刈り進むと、そこからはなぎ倒された稲が広がります。

「これ行けるやろう!」取り上げた稲穂は、「それは、泥がついててあかんでー」しぶしぶ廃棄。

1時間ほどで刈り終え稲架にかけた稲束は150束ほどで、去年の4分の1しか収穫できませんでした。

 

来年はコロナも終息しての(稲作とは関係ないか・・・・)豊作を胸に秘め、昼食担当者が心を込めた、とっても美味しい冷やしそうめんを頂きながら終了しました。

イノシシとウンカの被害跡
稲刈り参加の面々

「大菊の福助仕立てに挑戦」 第3回 《2020年9月5日》

3回シリーズの本講座も7月11日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。

毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は今までに経験したことがない超大型台風10号が発生、奄美、九州西岸に接近との予報が出ている中、大きな災害が発生しない事を祈りつつ、講座をスタートしました。


受講生の出席は15名中、13名が出席。受講生持参の8月1日に5号鉢に定植した苗は例年にない高温続きで管理の難しさがあり、例年より生育にばらつきがみられました。このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が進みます。

リピーターの受講生は手早く、初めての参加受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。   

後半は、今後9月下旬に蕾が付いて10月下旬の開花までの大事な生育期間中における灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等を説明。まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に、熱心に耳を傾け、メモを取る受講に意気込みが感じられました。11月初めにはきっと大輪の福助を見る事が出来る事を期待して。。。

最後に、今年の熊取町秋の文化祭はコロナの感染防止のため残念ながら中止となりましたが、「グリーンパーク熊取菊花展」として公民館前に菊の展示を検討しているので、その節は受講生も出品して頂くようお願いし、また、来年の再会を約束し終了しました。

「大菊の福助仕立てに挑戦」 第2回 《2020年8月1日》

前回711日開催時以降、東京はもとより大阪やその他日本各地でも新型コロナウイルスの感染者が急増し、この状況にいつ歯止めがかかるのか不安な日々を過ごす毎日です。このような時こそ花の手入れで癒しのひと時が過ごしたいものです。



今回も前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら進め、711日の挿し芽講座より3週間、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら15名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は梅雨入り後の長雨で日照不足となり、苗の生育管理が非常に難しい状況でした。しかし、受講生の頑張りで、予想よりも好成績で、枯れてしまった苗もありましたが、その分は用意した予備苗を補充配布し、全員が5本の苗で次の工程に進める事が出来ました。


数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイント、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に参加者も積極的に参加していただき、ありがとうございました。

次回95日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただく事を願いながら受講生を見送りました。

「大菊の福助仕立てに挑戦」 第1回  《2020年7月11日》

 コロナ禍によりグリーンパーク熊取のイベントも3月以降次々と中止せざる得なくなりましたが、花好き菊好きの方々のためにぜひとも講座を実施すべくいろいろ検討して、3密対策を行った上で、久々のイベントを実施する事が出来ました。

 「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。

 小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。今年の受講者は15名(男性7名女性8名)でした。その内初めての方が7名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。

 3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。

私の水辺発表会 

暖冬のこの冬、すでに菜の花が咲き始めたせんなん里海公園で開かれた、環境保全活動等に取り組む泉南地域の団体の交流会(岸和田土木事務所主催)にグリーンパークのメンバー(6人)も参加しました。現地でササユリや陸ガニの保全活動などに熱心な「うみべの森を育てる会」のメンバーに、飼育中のカブトムシの幼虫を見せてもらったり、「ぼうけん山」を中心にうみべの森を案内していただきました。普段の和田山とはまた違う植物相や動物相の観察にしばし満喫。

しおさい楽習館に移動して、「私の水辺」発表会が始まりました。18回目となる今回は、私たち以外に、泉鳥取高校フィールドワーク部やうみべの森を育てる会の活動報告などがありました。私たちは、熊取東小学校4年生の秋の遠足をサポートした経験と、遠足の後で児童が丹精を込めた遠足新聞のできばえに感心したことについて発表しました。

発表会の後は、東小学校の遠足新聞や各種環境保全活動団体(8つ)による展示を前に、全員で種々意見交換。

《筆者の感想》泉南だけでも多くの団体があるんだなぁ。みんな苦労しているなぁ。照明のついた120 cmの立派な水槽(淡水2つと海水1つ)はうらやましいなぁ, etc…

ノウタケの老菌
発表会場
ポスター発表

七草粥と新春野草観察会 (2020年1月11日)

新年最初のイベント「七草粥と新春野草観察会」が開かれました。例年ではまだまだ寒い頃ですが、令和2年のこの日は3月並みの陽気で日なたではジャンパーを脱ぎたくなるほどでした。

参加者47名は、午前10時からプランターに植えた七草で説明を受けた後、「〽︎せり・なずな ごぎょう・はこべら ほとけのざ すずな・すずしろ これぞ七草」の最後のすずな(蕪)・すずしろ(大根)以外の5種類を求めて、成合地区の田畑とそのあぜ道へ3班に分かれて向かいました。1時間ほどの散策の結果、全員コンプリートに成功!



七草以外にも、香り漂うニホンズイセンにも出会いました。ヤブツバキも満開。ナナホシテントウが日向ぼっこしていました。


ふれあい広場に戻った頃には、成合地区の区長さんからいただいたお米を使った6鍋のお粥が湯気を上げてスタンバイしていました。早速、七草粥に行列。
そのあとは鏡開きの餅入り、そして最後はサツマイモ入り。誰もが3種類(=3杯)堪能したようです! お腹にやさしい薄味のお粥の美味しいこと!



グリーンパークメンバー(35名)は後片付けして、午後1時過ぎに散会しました。皆さんお疲れ様でした。今年も一年事故やケガなく活動できますように!

しめ縄を作ろう《2019年12月22日》

もうすぐ迎えるお正月は元号が改まって、令和初めての正月です。これまでにも増して、希望に満ちて新年を迎える方が多いことでしょう。
 そんなお正月に欠かせないのが“注連縄”です。古来よりの習わしで、新年の玄関先に飾って「招福」を祈願します。
 22日は暖かい天気に恵まれ、グリーンパーク熊取の今年最後のイベント「しめ縄作り」が開催されました。新しい年をこころ新たに迎えようと、野外活動ふれあい広場に多くの方が集まりました。

 初めにグリーンパーク熊取のスタッフが作り方を、実演をまじえながら説明し、まずわら打ちからスタートしました。今年も、稲わらは私たちが育てたもち米のわらを使いますが、10月の好天に恵まれた青さが残る綺麗な稲わらです。
 トントントンと稲わらを打ってしなやかにします。

 縄の編み上げは4人一組になって声を掛け合いながら藁を編んでいきます。ここが一番大事な工程で力が入ります。
 出来栄えはどの縄も“グーン”とそり上がり力強さがみなぎっています。

 編みあがった縄にさがり、紙垂、ゆずり葉、ウラジロを組み合わせて行きます。
 ワ~段々としめ縄らしくなってきました。 最後に橙と紅白の水引を慎重に付けて完成です。 オンリーワンのしめ縄を持って得意顔。
 新年も良い年になりますようにと願いながら家路につきました。
素晴らしい出来栄え!

鳥とドングリ 《2019年11月16日》

急な寒さと共にやってきた鳥達を観察。先ず足を運んだ東谷池では、ホシハジロ達が静かな池の中ほどで体を丸めてポカリ、ポカリと気持ちよさそうに浮かんでいた。
別所池には、多くのカルガモやキンクロハジロ、マガモ達が水面をスイスイ。その向こうにオオバン1羽。例年以上にカモ達の飛来に、参加者も興奮気味で望遠鏡を覗き、じっくりと観察していた。
続いて散策した成合地区では、イソヒヨドリが屋根の上でお出迎え、ジョウビタキやモズの姿に秋の深まりを感じた。

午後は野鳥をテーマにしたドングリクラフト。小さなドングリを相手に色を塗ったり、切ったり、くっつけたり。みんな真剣な表情で作業に集中。完成した作品の出来栄えは勿論、子ども達の自由な発想には大人全員が感動。
各々の作品を大事に持ち帰り、楽しい一日となりました。

 
  当日参加した子どもが作成してくれました。
  ドングリで鳥を作ったよ
 ホシハジロが池でポカリポカリ
  カルガモが池をスイスイ
 屋根の上でイソヒヨドリがお出迎え

おおさか山の日 《2019年11月9日》

国民の祝日「山の日」(8月9日)は2016年から始まりましたが,大阪府では2005年に「山の日」が11月の第2土曜日に制定されており,「おおさか山の日」として各種の催しが続けられています。グリーンパーク熊取も毎年多彩なイベントを企画・実行しております。
当日は絶好の晴天に恵まれ、午前中は「ハイキング」と「間伐体験」のグループに別れての活動です。

「ハイキング」のグループ37名は雨山(標高312m)へ向かいました。登山口までは里山の農村風景を楽しみながら、スギやヒノキの人工林を抜けてシダの生い茂る登山道を行くと石の鳥居が見えてきます。「もう少し」の声を聞きながら急坂を登ると雨山山頂に辿りつきました。開けた西側からは、目の前に大阪湾が広がりその向こうには淡路島がクッキリ、明石大橋の大きな橋脚も見えています。 
疲れも吹っ飛びました。 お餅つきを楽しみにしながら野外活動ふれあいを目指して帰路につきました。

「間伐体験」のグループ38名は夢の森公園近くの高速道路脇道から入ったヒノキ林に向かいました。二つの班に分かれて樹齢20年ほどのヒノキの間伐です。まず倒す方向を見定めて,ノコギリでV字型の受け口を切ってから追い口を切りすすめます。2mほどの高さに掛けたロープを2方向からみんなで引くと,あっという間に伐採成功。その後始末が実は大変。子どもも大人もみんなで,枝落としと1mごとの玉切り(丸太の切断)。檜の香りの中でみんな汗だくです。

予定通りの時間に2つのグループもふれあい広場に帰り着いて,ロゴス社の協賛による焼きマシュマロやお菓子の燻製も味わいました。
少し休憩した後は餅つきです。子どもたちやお母さんたちも積極的に杵を持ってくれました。お餅はパークメンバーの女性陣がこしらえた甘さ控えめのぜんざいに即投入。みんな行列を作って…味わいました。

お腹がいっぱいになった後は,熊取町PR大使のsinger-零-rei-さんの歌と大阪観光大学吹奏楽部の演奏、そしてふたつのコラボコンサート。演歌のアレンジ演奏では年配者が口ずさみ、「パプリカ」ではチビッコたちがノリノリでダンスダンス。アンコールがあるほどの盛り上がりでした。

「おおさか山の日」は参加者がそれぞれに楽しんでいただきました。お疲れ様でした!
  雨山山頂からの眺めは最高!
  間伐がんばったよ
  餅つきおもしろかった♪
singer-零-rei-さんと観光大学吹奏楽部のコラボ

初秋の野外活動体験塾 納涼流しソーメン       《2019年9月7日》

毎年、恒例の「流しソーメン」は申込み初日で、締め切らせて頂くほどの人気のある行事がやってきました。
夏の終わりを告げるようにツクツクボウシが鳴き始め、朝夕には心地良い虫の声も聞こえてきて、秋も近くまで来ているように感じますがまだまだ猛暑が続いています。
大阪体育大学、大阪観光大学の学生さんの応援を頂き総勢50名のスタッフが120名の参加様を迎えて始まりました。

まず最初に竹を材料に自分が使うお箸とお椀を、のこぎりと小刀を使い作っていきます。
小刀を使う箸つくりは四苦八苦していましたがみんな個性豊かなお椀とお箸を完成させていました。



その間女性スタッフを中心に暑いなかソーメンを茹で薬味を準備。
13mの流しソーメンのレーン4台を使用し、いよいよ流しソーメンのスタートです。子ども達も流れてくるソーメンを上手にすくって食べていました。

午後は学生さんを中心にして「ポイントラリー」を行いました。子ども達は4班にわかれケルン・スリーアイズ・松ボックリリレー等5か所で各ゲームを行い得点を競い合いました。暑い中、子ども達は大声をあげ走り回って楽しそうでした。最後に手作りの景品をもらってうれしそうでした。



皆さんの感想を聞くと自分で作ったお椀とお箸で食べたソーメンは大変美味しかった。お腹いっぱい食べました。自然に囲まれたところで子ども達と一緒にもの作りをして楽しく過ごしました。また来年も是非参加したいですと言う意見がたくさんありました。
皆様の協力で無事、「流しソーメン」は終了しました。
流しソーメン美味しかった!
   流しソーメン楽しかったよ
  竹うまく切れたかな
  マイはし作りがんばったよ♪
   ゲーム楽しかったよ♪

大菊の福助仕立てに挑戦 第3回 管理作業          《2019年8月31日》


3回シリーズの講座も7月6日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。昨年は台風21号が近畿地方襲来予報の直前開催となりましたが、今年は台風接近の心配もなく、穏やかな天気のもとの開催でした。受講生の出席は14名(3名欠席)
受講生持参の7月27日に5号鉢に定植した苗も成長不足の苗も若干見受けられたものの概ね順調な生育状況でした。


このような中で講習スタートし、作業開始。止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔置き、支柱立てと順調に作業が終了。
リピーターの受講生は手早く、初めての参加受講生にはサポーターが丁寧に指導しました。最後に十分な灌水で作業終了。
        
後半は、今後9月下旬までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付方法等を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。

最後に「熊取町秋の文化祭 菊花展」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、ぜひ全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。
    増し土
 水苔張り
  こんなに大きく育ちました

夏休みこども自然教室 大きなシャボン玉であそぼう  《2019年8月18日》

“大きなシャボン玉であそぼう”は49名の親子の参加者と16名のスタッフでスタート。
スタッフからシャボン玉液の作り方を説明、手作りシャボン玉液づくりと、各自が使う“ポイ”に毛糸や布を巻き付ける作業をした。



事前に用意をしてあった“ポイ”や、骨組みだけのうちわ、大きな針金の輪、もち焼き網等、そして自分で作った“ポイ”を使って、大小のシャボン玉を作って、飛び方、数、綺麗に変わる色などを楽しく観察した。
初めは上手くいかなかったがだんだんたくさん飛ばせて子ども達は楽しく走り回っていた。
暑い日であったが熱中症対策もとり、無事終了した。

  ハスの葉で表面張力の説明
  うちわでシャボン玉いっぱい 
   もちやき網でシャボン玉をつくろう

夏休み子ども自然教室 竹の貯金箱をつくろう    《2019年8月4日》

熱中症が懸念される中開催された夏休み子ども自然教室。 竹の貯金箱を作ろう。
竹をノコギリで切っていきます、初めてノコギリを使う小さい子ども達も挑戦です。 
上手い上手いの声援を受けながら切っていきます。 お金を入れる細い口も丁寧に切っていきます。 切り終わったときの得意顔。
竹筒の表面を綺麗にお絵かき出来るように紙やすりで磨いていきます。 竹の節もグリーンパーク熊取のメンバーに綺麗にサンダーで磨いてもらいます。



サアー竹の胴体にマーカーペンで絵を描いていきます、何を描こうか?? シールもあるよ。それを貼っても良いよ。 色々考えながら・・・ 自分だけのオリジナル貯金箱が出来上がりました。


 

さてこの貯金箱は幾ら位貯まるのでしょうか? 小学生低学年は6年生に成ってから、高学年は中学生に成ってから開けてみては? 何に使いますか? 旅行に行きたい、何処に行きたいの、ディズニーランドに行きたい。 何かを買ってほしいと言う意見はあまりありませんでした。 ここでもモノよりコトの消費の時代になっていることに気づかされました。
  竹うまく切れたよ
 紙やすりで一生懸命みがいたよ
 オリジナル貯金箱完成!

夏休み子ども自然教室 水てっぽうを作って飛ばしあい  《2019年8月3日》

夏休み子ども自然教室のイベント開始です。テーマは“水てっぽうを作ってとばしあい”
参加者59名で8班編成に分かれ作業の説明を真剣に聞く。
水てっぽうの筒と柄の部分の竹を自分で切る。男の子が多く作業にも手慣れたもので、30分もあればほぼ完成し試射に飛び出す。



さあ、第1ゲームのスタート。これは2m離れたペットボトルに2cm水を入れ、1班からのグループで早くすべて倒した方が勝ち。
第2ゲームは仕切り線より5m離れた所に紐に吊るされたボトルを新聞紙で結び付け水で濡れたペットボトルが早く落ちた方が勝ち。
第3ゲームは広場にミニコートを描き、1~4班対5~8班に分かれ、合図の元、全員で水のかけあい、「センターラインを越えない、顔を狙わない」ルールでスタート。結果は1~4班チームの優勢勝ち。
みんなずぶ濡れになったが本当に楽しい一日でした。



    竹切りがんばったよ
  水てっぽうすご~く飛んだよ
 水てっぽう対抗戦楽しかったよ

川たんけん 《2019年7月28日》

さや池ビオトープにある雨山川で実施された、暑い夏には大人気のイベント“川たんけん”に53名の親子が参加してくれました。
野外活動ふれあい広場から暑いなかを歩いて10分、雨山川に到着です。木立に囲まれた川に入り「涼しい!」


さっそく網を片手に生き物探しです。前日の雨の影響で増水して川の流れが速いので、生き物たちは水際の石や落葉や土の中潜んでいます。網を下流側に立てて、足で追い込むと「あっ!魚採れた!」「これ何?」「トンボのヤゴ」「カニみつけた!」子ども達の顔が生き生きとして、川遊びを楽しみ、たくさんの生き物も採取。「この川にはゲンジボタルも生息しているのですよ」


雨山川の上流に向かって沢登りも体験。川の中をジャブジャブと子ども達は楽しそうです。雨山川は山から流れ出てきた水が皿谷池にたまり流れ込んできます。満々と水を湛えた皿谷池や周囲の山も見ることもでき、山や池の自然にも触れてもらえたかな。

さや池ビオトープは永楽ゆめの森公園スケートボード場近くにあり、川や池の水辺の自然環境を体験、観察できる場として活用できるよう、グリーンパーク熊取が整備してきました。これからも皆さんに楽しんでもらえる場所になるといいですね。
  さや池ビオトープに到着
  生き物とれたかな
   上流に向かってGO!

大菊の福助仕立てに挑戦 第2回 鉢上げ      《2019年7月27日》

開催前日の朝に突然発生した台風6号が開催日午前中に近畿地方に接近の予報に心配しましたが、小型台風なので、予定どおり開催決定。
前回、7月6日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら16名の受講生を迎え、講座の開始です。
 

気になる苗の生育状況は、本年は梅雨入りが平年より遅かった影響で、苗の生育期間中は雨や曇天が多く、少し生育管理が難しい状況でしたが受講生の頑張りで昨年より好結果となりました。

多少ダメージを受けた苗もあり、不足した分は用意した予備苗を使い、全員5本の苗で工程毎に説明をしながら5号鉢に定植していきました。グリーンパーク熊取のスタッフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。

今回定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいていました。帰り際はタイミング悪く、どしゃ降りの雨となってしまいましたが、雨の中、5鉢の苗を大事にしながら帰路につかれました。
次回8月31日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事を願いながら受講生を見送りました。
  5号鉢に定植
   作業風景
  立派に育った苗

大菊の福助仕立てに挑戦 第1回 挿し芽      《2019年7月6日》


「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない、持ち運びが容易である、などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。


今年の応募者は17名(男性10名女性7名)参加者でした。内初めての方が3名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーター参加者でした。

3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了。
熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
   受講生聴講風景
   ポットへの培養土入れ
   挿し芽作業

「和田山Berry Park 」お披露目会  《2019年7月15日》

来年オープンを目指しているブルーベリー観光農園「和田山Berry Park 」では、まだ3~5年の幼木ですが、美味しいそうな“果実”をたわわに実らせました。
 今年は、“新名所”で「お披露目会」を開催して、 一日限りのブルーベリー狩りを、体験していただくことにしました。
 当日は、心配された天気も回復し好天に恵まれた中、建設にご協力いただいた近隣の方や、熊取町担当者、町議会議員、区・自治会長の皆さん、そして素敵なブルーベリー園の名前に、応募して下さった皆さんをご招待しました。一般公募の方も含め100名以上が参加して賑やかな雰囲気の中、オープンセレモニーがスタートしました。
 広場には「軽トラ市」も出店し、お買い得な野菜には多数のお客さんで賑わい、華やかさを一層引き立ててくれました。
 式典のごあいさつでは、藤原町長が最後に「ベリー・ベリー・ハッピー」と締められたのが、特に印象に残りました。  その後、ブルーベリー園へ移動、テープカットにてオープンしました。
参加者たちは、それぞれ園内いっぱいに広がり、完熟のブルーベリーを口にしながら大いに楽しんでいただきました。どなたに声をかけても「美味しい、おいしい!」との答えで、来年の本格オープンに大きな手ごたえを感じました。
 正午からの冷やしソーメンでは、グリーンパーク熊取ならではの、竹で作った“つゆ椀”で「おもてなし」、デザートには近隣の方から頂いたスイカも提供し、歓談のひと時に花を添えました。
 100人分いっぺんに配膳する至難の技を、綿密な打ち合わせと分担で見事にこなし、スタッフも大満足の中「お披露目会」を終えました。
 「さァー!来年は本格オープン!!」。
熊取町の“新名所”を作り上げる決意を新たにした一日でした。

ゲンジボタル観賞会 《2019年6月8日、9日》

ゲンジボタルは餌になるカワニナが雑食性のため人里近くに住んできた生き物で、水辺で点滅する光は、人々の心を和ませてくれました。

観賞会に両日で637人の参加がありました。自然発生しているため、確認できたのは8日40匹、9日76匹と乱舞とはなりませんでしたが、真っ暗ななか樹間を飛び交うホタルの光は幻想的で、参加者の皆さんを楽しませてくれました。
「見つけた」「あっ!光ってる!」「きれい!」
子どもの手のなかで点滅するホタルに、目を輝かせ、家族皆で覗き込んで「これ、オスや」


ホタルの一生の話も熱心に聞いてくれました。「オスのホタルがメスにプロボーズするときは思いっきりフラッシュ発光します」「卵も幼虫も蛹も光ります」「ホタルが光るのは次の世代に命をつなぐためだよ」


参加者の皆さんが、私達スタッフに「ありがとう」「きれかったよ」「楽しかったです」との声かけや、参加者の皆さんとの楽しい会話に、ほんわかあったかい人とのふれあいが素敵だなと思えた観賞会でした。
 永楽ダム上流のゲンジボタル観賞場所
  あっ ホタル光ってる!
 手に止まったホタルをじっと見てたよ♪

水とみどりの和田山パークふれあいまつり        《2019年4月29日》

野外活動ふれあい広場設立を記念して毎年この日に開催しています。
今年は元号が平成から令和に変わる節目の10連休中に行われました。

毎年野鳥観察コーナー、水生生物観察コーナー、食べられる野草観察コーナーなどでじっくりと熊取の自然の恵みを実感できます。
今野外活動ふれあい広場のエントランスではツバメが3家族子育て中です。親鳥が餌を捕って帰って来ると子ども達が大きな口を開けてねだっています。まだまだ自然が残っていますよ。


鯉のぼりを作ろうコーナー、風車を作るコーナー、竹をノコギリで切るコーナー等で作ってみよう‼、5月には鯉のぼりが似合います、自分の作った鯉のぼりを高く揚げました。
のこのこラリーポイントカードを持って和田山頂上を目指します。あいにく曇り空で眺望は良くありませんでした、この木なんの木で名前をおぼえました。

ペッタンペッタンと杵の音が聞こえてきます。お餅つきの始まりです。「よし!」とお餅つきに挑戦です。意外と杵は重かったです。 昼食はつきたてのお餅をぜんざいに入れて美味しく頂きました。 

午後からは大阪観光大学の演奏が始まりました。皆が良く知っているアニメの主題歌やジャズの演奏もあり手拍子で盛り上がりました。
ジャンプ君、メジーナちゃんも応援に来てくれハイタッチをしました。 
よさこい音頭、太極拳演武と盛りだくさんの演出でした。
最後にのこのこラリーのお土産を貰って帰りました

もちつきお母さんと一緒にがんばったよ♪
  ザリガニの赤ちゃんは人気者
   食べられる野草に興味津々
  風車いっぱいまわったよ

見出川をきれいにしよう 《2019年3月17日》

午前中曇り予報でスタートしましたが、雨が降り出し、9時半まで待機していましたが、止みそうにないので、イベントは中止に決まりました。
ちびっこ広場に集合していた高田区、熊取町役場、グリーンパーク熊取の皆で、30分だけ近辺の清掃をすることになり、雨のなかスタート。ちょうど30分後には雨が止み、ちびっこ広場周辺の川を引き続き清掃。川に倒れていたメダケも撤去し、皆のパワーで川はすっかりきれいになりました。



不安定な天候にもかかわらず、家族や子ども達13人も来てくれ、きれいになった川で生き物採取。お父さんが採った大きなカワムツ、ドジョウを見つけ得意そうな子ども、トンボのヤゴやカゲロウの幼虫、サワガニに歓声。15種類の生き物を採取し、観察しました。
岸辺に顔を出したツクシもいっぱいとって、春の川辺でたくさんの発見をし、思いっきり楽しみました。

子ども達が自然体験できる豊かな水辺の環境を大切にしたいと、皆で頑張った保全活動。これからも続けていきたいですね。
皆で川をきれいにしたよ 藤原町長も参加!
  川に倒れていたメダケも撤去
  たくさんの種類の生き物がいたよ♪

冬の鳥をさがそう 《2019年2月17日》

厳寒とはいえ風も無く、冬鳥観察には適した天候。熊取町の家族ふれあい講座参加者も加わり多人数の出発です。

今日の主役は水鳥達。先ずは現在飛来中のオシドリが居る東谷池へ。そおっと足を運んだが、それでも警戒した鳥達は次々と羽ばたいて池の奥へと遠ざかり、その内隠れてしまった。皆、複雑で鮮やかな羽色が見られたかな?

残ったキンクロハジロ1羽も潜水して姿を消した。残念!気を取り直し、ヒヨドリやメジロの声を聞きながら次の池へ。

 

黒いボディに白い嘴と額が目立つオオバン達が水草を食べている。それに混じって、おしゃれなナポレオン帽子のような頭のヨシガモ達がスーイスイ。その隣には色は地味だがどこか凛としたオカヨシガモ。ここは豊かな餌場らしい。


 

帰路、見上げた木立でカワラヒワの群れがキリリと鳴きながら枝から枝へと忙しい。木々の葉が落ちた冬は野鳥を見る絶好の時期。これ以外にも多くの野鳥達に出会えた楽しい観察会だった。

 東谷池で観察 オシドリ見られたかな
   オオバンとオカヨシガモ
  カモ類たくさん観察できたよ♪

炭焼き体験とシイタケほだ木作り 《2019年2月9日》

曇り空、気温8度の天気の中で、野外活動ふれあい広場では、スタッフが半切りドラム缶を利用したたき火で暖をとりながら、参加者へのサポート内容と3班の担当者を確認して、イベントの成功に気合が入る。


9
時半頃から、子どもさんを交えた家族など、36名の参加者が来場された。午前中は炭焼き体験で、竹切、竹割、節取、窯込めと、参加者とスタッフの息が合って、流れるように作業が進んで行く。準備が出来た所で、窯の周りで炭焼き完了までの説明を行い、そして、火入れ。


 

昼食は、参加者と豚汁を頂き、寒さの中で温かい豚汁に体がほっとしている。

午後にシイタケほだ木作りを始める。

ほだ木はドリルで穴開け、金づちで種菌を打込みで完了なのだが、「僕が、私が金づちを打つ」と元気なお子さんの声がする。



2年目の10月以降を楽しみに、日陰で水やりをお忘れなく。

   竹切りがんばれ!
  親子で息ぴったりの竹割
   窯にびっしり竹を詰めたよ
   美味しいお弁当に温かい豚汁♪

和凧を作ろう 《2019年1月20日》

小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが元気な子どもさん、「私こそ楽しみにしています」、と気合の入ったおとうさん、たくさん集まってくれました。

スタッフの準備は完璧です。参加者は竹ひごや障子紙、型紙、紐、など机に並んだ材料の前に座り、作り方の説明を聞いて早速作り始めました。

4歳の男の子も上手にハサミを使って型紙のラインに沿って切り進んでいます。

  いち早く凧の形が出来上がると次はお楽しみの“お絵描き”です。

アンパンマンやポケモンそしてやっぱり人気は、郷土のキャラクター『ジャンプ君とメジーナ』です。おっとどっこい、スマホの写真を見ながら今年の干支『イノシシ』を見事に描いているお兄ちゃんがいます。絵画が得意だそうで、その筆さばきにはビックリ!

  
やがて和凧が出来上がり、本当はここで空に向かって揚げたいところですが、願いに反して小雨が降り続きます。 残念!!
ここでスタッフが機転をきかせて、サンプルの凧を揚げてもらうことにしました。「さー!この紐を持て走ってごらん」、声をかけると勇気ある女の子が「私がやる!」、勢いよく走ると、ふわっと揚がり風を受けぐんぐん高く舞い上がりました。思わず拍手が沸き起こりました。
代わるがる、子どもたちが凧揚げを楽しみましたが、やがて雨に濡れた凧は揚がらなくなりました。

 「天気のいい日に広いところで楽しんでね!」、雨除けの袋に凧を入れ空高く舞い揚がる自作の凧を夢見ながら
会場を後にしました。 

新春野草観察会と七草粥 《2019年1月12日》


寒さが厳しく時折時雨れる天候のなか、七草粥と新春野草観察会が行われました。

七草粥は平安時代に無病長寿を願って若葉を摘んで食べる習慣がありました。 冬のビタミン不足を補う古人の知恵だといえます。

さあ七草をとりに行くぞ。 この湿っている所に「セリ」が有るよ、これは「ナズナ」と言います、ぺんぺん草とも言います。 エ~ぺんぺん草が食べられるの」七草を求めて田んぼの畔や土手を歩いていきます。 1時間ほどで七草が揃いました。

早速野外活動ふれあい広場で七草粥を食べました。 プーンと良い匂いがします。 お餅入りやサツマイモ入りなどもあります。 まだおかわり有るよとの声に行列ができました。 エ~4杯も食べたの! 皆熱々の七草粥をお腹いっぱい食べて満足の一日でした。


  七草の説明を熱心に聞いたよ
   ナズナ見~つけた♪
  七草粥温かくて美味しかったよ

注連縄を作ろう 《2018年12月23日》

冬には稀な暖かい日 野外活動ふれあい広場に集まった老若男女。

平成から変わる節目の年に家をお守りする注連縄 それも手作りで飾れるとあって多数の参加者で賑わいました。冬なのに熱気ムンムンでした。


注連縄とは「神の領域と現世を隔てる結界 不浄の物が入らなくする役目を果たすもの」との説明を聞き 身を引き締めた参加者達。

スタッフのデモンストレーションに総立ち状態で食い入りいざ本番。

41組でスタッフの指導の下 力を合わせて注連縄を編み上げます。

飾り付けの品々にもそれぞれ謂れがあり ウラジロは清廉潔白 ユズリハ、橙は子から孫へ代々譲る 紙垂は神の降臨を表す。そんな説明を聞くと一層有難く感じる注連縄です。

最後に紅白の水引きを結び作り上げて笑顔 笑顔 笑顔。


皆さんの笑顔が 来る2019年が幸多い年の証 口々に良いお年をと広場を後にした今日のイベントでした。

     注連縄完成!
    トントンとわらを打ったよ
  4人で力を合わせてわらを編みあげたよ

晩秋の里山ハイキング 《2018年12月》

熊取町は木の葉状の形をしています。北西から南東にかけて高度が増し、南部にある奥山雨山自然公園を、自然環境の保全を活動の柱とする私たちグリーンパーク熊取の活動の場としています。

今年の「晩秋の里山ハイキング」は東ハイキングコースをとりました。野外活動ふれあい広場を出発し、舗装された永楽線を環境センター過ぎの登山口から入ります。その間1時間、土曜日で車の往来はほとんどなく、永楽桜広場からがネイチャーハイクの開始です。

左手の永楽ダムは、昭和433月に見出川をせき止めてダムとしたものです。ちなみに見出川の源流は、熊取町、泉佐野市、貝塚市が接する松尾奥山です。標高405メートルと熊取町
の最高峰です。右手は急斜面で、その斜面にはヤマブドウ、ヤマハゼ、ヤマウルシ、アカメガシワ、タカノツメ、アベマキ、ビナンカズラ、ムベなどが、その色彩で存在感をアピールしています。季節柄リースづくりのご仁には垂涎の的になる植物があります。


桜谷橋から見出川は右手に移ります。そこからがゲンジボタルの観賞地で、毎年6月の中旬2日間、私たちが案内に立ちます。

東ハイキングコースの入り口の標高は約200mです。奥山雨山自然公園は全域にわたって照葉樹林帯に属します。登ること1キロで標高300m、下界が開けます。永楽池の向こうには大木地区の農村景観を垣間見ます。松尾奥山群は雨山を含め和泉山脈の前山を形成していることが見て取れます。尾根道は多く岩石が露出しており、泉南流紋岩の地質で、イタビカズラ、ヒトツバなどの特有の着生植物が見られ、低木が多いので視界を妨げることはありません。


展望台に11時半に到着しました。30分の昼食休憩です。少し風がありますが晴れて視界極めて良好で、コナラを主とした紅葉と、明石海峡大橋、あべのハルカスなどの光景は
参加者6名の一致した「素晴らしい!」の一語で、「感動で寒さを感じません。」との感想でした。

 紅葉する樹々の写真で説明
 樹々の話に熱心に耳を傾けていたよ
 第一展望台からの素晴らしい眺め
   晩秋の里山を歩く

おおさか山の日  《2018年11月10日》

今年の「おおさか山の日」は“熊取町民の協働事業”へ衣替えし、主催がグリーンパーク熊取へと引き継がれました。 参加者は110名と大盛況で、スタッフ、協力団体を含めると総勢180名が集うイベントとなりました。 

【クリーンハイキング】 

今年9月に襲ってきた台風21号の被害でコースの変更を予定していましたが、有志の倒木除去のおかげで今年も雨山ハイキングを実施できました。参加者は35名、うち半数が10歳以下の子ども達でしたが、大人顔負けの元気の良さで、山道も、七曲りの斜面もどんどん登っていきます。馬場跡からは関空から飛行機が飛び立つ姿も見られ歓声が湧きたちます。頂上の雨山神社には7月に奉納された新鳥居を見てお参りする方がたくさんいました。天然記念物のヤマモモの前で全員の記念写真を撮り、すぐに帰路へ。広場のお餅つきを楽しみに下山しました。

 【間伐体験】

間伐体験は60名の参加で、今年も人気です!!間伐の場所は成合地区の地主さんのご厚意で、ゆめの森公園近くのヒノキ林で実施しました。

活動の安全確保がまず第一、6班に編成し2名以上サポーターを配置しました。山の入り口で、全員ヘルメットを着け、班の番号を付けたヒノキを切ります。倒す方向にロープを張り、交代でノコを引くとやがて「メリメリ」と音がし始め、「倒れるぞ!」との合図で「バリバリ、どすーん」と轟音を立てると、「これは面白い、来年も参加しよう」と興奮気味に語った男の子もいました。

 

 【餅つき・ぜんざい】

ハイキングと間伐から広場に着くと、餅つきが始まりました。吹奏楽部のファンファーレを合図に、子どもたちが長い列を作り、元気に餅つきです。

永楽ダム周辺の清掃を終えた、商工会女子部の皆さんも合流し、柔らかお餅のぜんざいをいただきます。180人分の賄をしてくれた炊事担当者に感謝です。

  【ロゴスイベント・ヒノキクラフト・大阪観光大学吹奏楽部演奏会】

ロゴスさんイベントの「焼きマシュマロ」が人気。クラッカーに、チョコレートを包んで食べると「モーたまりません!」。3台の「お絵描きテント」では、手に絵の具を付けて「ペタペタ」塗り付け解放感にひたります。

午後からは間伐で持ち帰ったヒノキ材を切ってコースター作り。

そして“一服”のリラックスタイムは大阪観光大学吹奏楽部のさわやかな演奏に酔いしれ、最後は「アンコール!」の拍手が沸き起こり、演奏終了後も拍手がいつまでも鳴りやみませんでした。

鳥とドングリ 《2018年10月20日》

秋、ふれあい広場の玄関にいたツバメ達が南に渡り、かわりに冬鳥のカモたちがやってくる季節です。今日は山や池、田んぼでどんな鳥に出会えるでしょう。

14名の参加者(うち11名が元気な子ども達です)が集まってくれました。

 

小雨がパラつく不安定な天気でしたが、スタッフが6台の望遠鏡を持ち、みんな静かに!そっと!の野鳥観察の心得を守って東谷池に移動しました。

昨日の下見で見たオシドリの姿は見られませんでしたが、山の中腹の木にトビが止まっているのを発見。「わー、見えた、大きいなぁ」望遠鏡や双眼鏡で見える鳥に感激です。しばらくすると、空中にトビではないタカ類の姿が現れました。「あ、ミサゴだ、足に何かつかんでる!」やがて木に止まると餌を食べている様子、そこへハシブトカラスが餌を奪いにやってきてケンカに。ミサゴは逃げて行きました。

広場に戻ると、道端にセグロセキレイが長い尾を振り、ジッ、ジッと鳴きながら歩いていました。成合の家の屋根には派手な色合いのイソヒヨドリのオスが見られ、田んぼではスズメが電線に止まっていました。モズやコゲラの声は聞こえましたが、残念ながら姿はみせてくれません。帰りには電線に数十羽のカラスが集まっていました。

広場に戻って鳥合わせ。今日見たのは11種と少なめでした。


昼食をはさんで、午後はドングリを使って鳥のクラフトです。

ドングリに穴を開け、つまようじを使って鳥の形をつくり、絵の具で色塗り、仕上げます。見本を見て作る人、本や自分のイメージで作る人、みんな集中して作ります。キツツキ、エナガ、スズメ、コサギ、トトロなど、それぞれ素敵な作品が出来ました。子ども達の工夫やお父さんの頑張りに拍手喝采です。

   あっ! ミサゴだ!
   鳥合わせしたよ
    ドングリで鳥を制作中
   お父さんの作品素敵ですね♪

大菊の福助仕立てに挑戦 第3回 管理作業        《2018年9月1日》

3回シリーズの講座も77日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。今年は台風の当たり年で、台風21号が近畿地方襲来予報の直前開催となり、開始前には大雨が降り、受講者の出足が鈍り、残念ながら出席者は10名となり例年に比べ少し寂しい最終回となりました。

しかし、雨中のなか出席していただいた福助は若干の生育遅れの苗があるものの概ね順調な生育状況でした。

このような中で講習スタートし、作業開始。止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔置き、支柱立てと全員がリピーター参加の為か順調に作業が終了。

これから9月下旬までに蕾が付き、10月下旬開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付法等、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。

最後に「熊取町秋の文化祭 菊展示」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。

   水苔置き①
   水苔置き②
   少し緊張気味の参加者

夏休み子ども自然教室 「特大シャボン玉を作ろう」   《2018年8月19日》

猛暑が一段落した晴天の中、昨日の水てっぽうに引き続き、元気な家族がふれあい広場に集合しました。本日のテーマはシャボン玉作り。

 

まず透明カップを水でいっぱいにした後、さらに水を足すと表面が盛り上がります。これが表面張力。「わぁー盛り上がった!」とちょっと驚き。次に、ストローを水につけても泡はできませんが、台所洗剤を混ぜた液につけるとシャボン玉のような泡がカップにできました。さらに、洗濯のりを混ぜるとしっかりとした消えにくい泡ができます。子ども達もちょっと興奮!シャボン液の完成です。そして、大きなシャボン玉を飛ばす準備、ワイヤーの枠に布を巻き付けて液がしみこみやすくします。



さぁ、広場でシャボン玉を飛ばそう!人の顔以上の大きなシャボン玉がいくつも飛びます。枠をゆっくり動かして横に伸びる大きなシャボン玉、高く飛んだシャボン玉、うちわを振れば小さなシャボン玉がたくさん、スタッフ特製の枠で色々なシャボン玉飛ばしもできました。みんな大歓声です。

 


そして、人が入れる特大シャボン玉に挑戦する予定で前日からずっとスタッフが調整していましたが、どうもうまくいきません。残念ながら今年は断念。失敗は成功の母ともいいます。原因と対策を考え、また再挑戦です。

 

洗剤の中の界面活性剤の話で、シャボン玉ができるしくみが少しわかりました。身近な現象から学ぶことはたくさんあります。自然教室をきっかけに興味の芽が育まれるといいなと思います。

   シャボン玉い~っぱい♪
  コップに大きなシャボン玉できた!
  大きな枠ででっかいシャボン玉♪
  うちわを振るとシャボン玉いっぱい♪

夏休み子ども自然教室 「水てっぽうを作って飛ばしあい」    《2018年8月18日》

夏休み子ども自然教室の3日目は、「水てっぽうを作って飛ばしあい」です。

テーマは自分で“水てっぽうを作り”、赤組と白組の対抗戦で、“水てっぽう遊びを体験しよう”です。

最初に用意された竹を使い、外側の筒と中に入る押し棒をノコギリで切ります。

外側の筒には先端に穴をあけ、押し棒の先端にはスキマテープを巻き、布を被せて輪ゴムで止めて完成です。その後、試し打ちをしながら調整しました。

 

さあ、赤組と白組の対抗戦です。子ども達のかけ声とともに竹筒から勢いよく飛び出す水てっぽうは次々と的を倒していきます。

「水かけ合戦」は親御さんも参加し、びしょぬれになって大盛り上がりです。

 

猛暑続きの暑~い夏に最適の水てっぽう遊びは、子ども達の歓声と笑顔がいっぱいの楽しいイベントになりました。

  やった! めっちゃ飛んだ!
  ポイを射貫いてからペットボトルを倒せ!
 びしょ濡れになった水かけ合戦 楽しかった♪

夏休み子ども自然教室「竹の貯金箱を作ろう」《2018年8月5日》

子ども自然教室の2日目は、自然素材の竹を使い、空洞を利用して貯金箱を作るクラフトです。参加者55名、パーク23名で始まりました。

まず事前に準備した長竹を子ども達に選んでもらい、ノコギリで切り、お金を入れる「口」の穴あけをしました。それから、ナイフ、サンドペーパーを使い、投入口の仕上げなどをしました。それが終わると、マジック、シールを使って絵を描き、シールを貼って、自分だけのオリジナル貯金箱が出来あがり!

子ども達の感想。「ノコギリで竹を切るのが初めてで楽しかった」「シールやマジックで竹に絵を描くのが楽しかった」「自分だけの貯金箱ができてうれしい」

連日の猛暑で熱中症の心配もありましたが、無事終了。みんな自分だけの貯金箱を作って満足そうに帰っていきました。

竹を真っすぐに切ろう
貯金箱の上の部分を作るよ
ステキな貯金箱、完成!

夏休み子ども自然教室 ザリガニ・魚たちと遊ぼう  《2018年8月4日》

夏休み子ども自然教室のトップを切って「ザリガニ・魚たちと遊ぼう」を開催しました。

生き物を扱うイベントは保護、捕獲、維持管理に多くの努力が必要ですが、子ども達の笑顔を楽しみに開催しました。

大きなバットにザリガニを入れてスルメをエサにして釣りあげよう!早速「やったー」の大きな声、得意満面です。

水槽に生きものたちを入れてじっくりと観察コーナーではカワムツが真っ赤な婚姻色に染まっていました。

ブラックボックスでは恐る恐る手を入れていきます「キャー」何か判った??ドジョウでした。

チリモンコーナーではチリメンジャコ(カタクチイワシ)の中に混じっている小さな生き物探し、この長いお魚はなーに?タチウオでした。タチウオは子どもの時から長いのです。 海の豊かさを実感出来たかな?

おーい皆でモンドリをあげに行くよとの声で野外活動広場の前の別所池のモンドリを上げます、サアー何が入っているかな・・・ドキドキの瞬間です。

栞作りコーナーでは魚などを色鉛筆で描き見事な作品が出来上がります。見ていた父兄も負けじと、ラミネートをしてリボンを付けると夏休みの思い出が出来上がりました。

やはり一番の人気コーナーは魚たちと触れ合おうです。ザリガニや魚たちの手づかみです。 得意になってザリガニを持ち友達に見せたり、魚を何とか捕まえようと頑張っていました。

魚を手づかみ。すごいね!
仕掛けたもんどりを引き上げたよ
ミニ水族館みたいだね。

大菊の福助仕立てに挑戦 第2回 鉢上げ         《2018年7月28日》

前例を見ないコースをたどる台風12号の近畿地方接近の直前の開催で、前回77日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。

うまく発根しているか、スタッフも気になりながら13名の受講生を迎え、講座の開始です。体調を崩されている方もおられ、若干欠席者がでました。

苗の生育状況は、刺し芽の日から猛暑が続き、生育管理が難しく昨年より厳しい結果となりました。用意した予備苗を使い、各自4本の苗で1工程毎に説明をしながら5号鉢に定植していきました。経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。

今回も定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいていました。

次回91日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事を願いながら受講生を見送りました。

  植え付け方法の説明
   鉢への培養土入れ

大菊の福助仕立てに挑戦 第1回 さし芽の仕方 《2018年7月7日》

「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で育て、草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性に人気のある花づくりです。


さて、イベント当日は西日本が集中豪雨に見舞われる中、熊取町では朝方から豪雨警報が出ていましたがイベント実施には支障がないと判断、雨天の中決行しました。参加者15名と昨年より少ない参加者でしたが、やはりリピーターの参加者が多く、初参加は13の5名で、残り10名の方は2年~5年以上のリピーター参加者でした。


3
回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し予定時刻に終了しました。幸い大雨にはならず、参加者は出来上がった刺し芽苗を大事そうにかかえながら、家路につかれました。

初夏の野外活動体験塾 《2018年6月16日》

おはようございます」元気な声の親子さんが参加してくれました。

初めに飯盒に米を入れ、水加減をしておく。おいしく炊けるのか心配顔の参加者。

A班は夏カレー作り、野菜の切り方を教わると手際よく手慣れたものだ。

 

B班はマイスプーン作り、指導通り上手に出来たと思う。途中で入れ替わり作業開始。


 

昼が来た! 飯盒のご飯上出来だ。二つの大鍋で皆んなで作った甘口、辛口の夏カレーの出来上がり。「おいしそうだ」おかわり組も沢山いた。よかったです。


 

昼からは男の子に「竹で何を作るの?」と聞くと目を大きく開いて30㎝位の貯金箱。女の子、一輪挿し。竹ポックリといろいろ。スタッフに手伝ってもらい完成。

ほっとした顔がすぐ笑顔になる。とても可愛い。

飯盒のご飯づくりの説明をしっかり聞いたよ
    竹スプーン作りに挑戦
   作った竹ぽっくりで遊んだよ♪
   カレーライスは美味しかったよ

ゲンジボタル観賞会 《2018年6月9日》 10日は雨天中止

ゲンジボタルは里山の豊かな水辺の自然環境のもとで生息してきた生き物で、人里近くに住み、人と深くかかわってきました。

 

当日はゲンジボタルを観賞しようと500人の参加者がありました。ペットボトルライト、竹製行灯で照らしたダム周遊道路を歩いて、800m地点からホタルが飛び始めます。

「あっ、ホタル光ってる!」樹林のあいだを点滅しながら飛んでいるホタルに参加者の皆さんは歓声をあげ、手のなかで光るホタルに子ども達は目を輝かせています。

この日確認できたホタルは85匹でしたが、樹林のなかを点滅する幻想的なホタルの光は、参加者の皆さんを魅了し、心を和ませてくれました。

 

ホタルの一生の話を熱心に聞いてくれ、「カワニナをホタルの幼虫はどうやって食べるの?」などなど興味が広がります。「ホタルが光るのは次の世代に大切な命をつないでいくためだよ」


 


スタッフに「ありがとう」「ごくろうさま」「ホタルきれぃかったよ」ほんわかあったかい人とのふれあいにも心が和んだ観賞会でした。

 

ゲンジボタルが生息する水辺の環境をいつまでも大切に守っていきたいですね。

  ホタル光ってる!
  手の中で光るホタル
ホタルの一生の話を熱心に聞いてくれました
   貝塚かわっぱの灯ろう

さや池観察会 《2018年5月27日》

さや池ビオトープはさや池と雨山川の水辺の自然環境を、遊びながら体験し、観察できるビオトープです。

まず池をぐるっと一回り。水面を何種類ものトンボがすいすいと飛んでいます。おしりを水面につけて産卵しているシオカラトンボもいます。

前日から仕掛けたモンドリを引き上げると大量のドジョウが入っていて子ども達は大喜びです。くねくねと泳ぐドジョウを掴もうと大奮闘です。「つるつるしてる!」

カワムツを皆で放流、触った感触が全然違うのも体感できました。

「池には他にどんな生き物がいるか皆で探してみよう」網をもった子ども達は「見つけた!これなに?」トンボのヤゴ、カワニナ、マツモムシなど次々と発見。雨山川からサワガニもやってきました。「オスとメスの違いは?」「これはオスや」

 

池のまわりには真っ赤なイチゴがあり「美味しそう♪」「このイチゴは食べられます」ワクワク「でも美味しくありません、これはヘビイチゴです」ざんね~ん。

最後は子ども達の要望に応えて雨山川で生き物採取です。冷たい川にジャブジャブ入って

サワガニ、ヨシノボリ、スジエビ等々発見。ヨシノボリの卵を発見してくれた子どももいました。

 

さや池ビオトープの水辺は沢山の植物が生育し、水生生物、昆虫、鳥、小動物の絶好の住処です。子ども達も大人も水辺の自然を体験し、いろんな発見をし、思いっきり楽しんだ一日でした。

  ドジョウをつかまえるのに奮闘中
   カワムツを放流したよ
    み~つけた!
  樹木や野草観察もしたよ♪

水とみどりの和田山パークまつり 《2018年4月29日》

今年もこの日がやってきました!!
「水と緑の和田山パークまつり」。

野外活動ふれあい広場の開設記念日(429)を祝う祭りとして2005年から毎年盛大に行われ、今年も参加者111名・スタッフ48名、中でも初参加の大阪観光大学吹奏楽部の素敵な演奏で、終日たのしい笑い声が和田山にこだましました。

 

♪写真で一日をたどってみま~す

☆ファンファーレで元気よくスタート 


11か所のポイントをめぐる「のこのこラリー」にチャレンジ!

 

 


☆お父さんたちも参加して餅つき大会


☆タケノコの土佐煮とぜんざいでお昼ごはん


☆午後はお待ちかね、太極拳演武と吹奏楽演奏会

 

~また来年もお会いしましょう!~

大きな看板で『のこのこラリー』を案内
町長さんもかざ車つくりにチャレンジ
薫風に”泳ぐ鯉のぼり”と”メロディー”
イベントを支えたスタッフの皆さん

春の里山ハイキング 《2018年4月14日》

 今日は半日ネイチャーハイクを楽しみつつ感性を高め、四季の移ろいに敏感 になる日だ。上高田の里村に入ると、道路の右側の土手には、おなじみの春の野 草が勢ぞろい、スカンポを見て昔を懐かしむ。 助谷の入り口に 4 体の道標地蔵を収める社が、昨年 6 月に新しくなった。飾ってあるお花はいつ見ても新しい。

 

見出川に沿ってゆるやかに登っていくと「湧き水」があり、「助谷森の道」と「助谷自然の道」との分岐点になっている。ここで一休みして深(森)呼吸、森の気を深く吸い込む。左手にとって助谷森の道を100 メートルも進むと、2000 年(平成 12 年)「みどりの世紀の森づくり推進事業」、町立東小学校生徒が植林で参加した看板が残っている。しばらくメジロの鳴き声を聞きながら雑木林を行く。

 

 クサリ場を登りきると、この地点は今日のコースの最高地点、海抜 290 メー トルで、ここからが尾根伝いに芝生広場へと進む。いつもならコバノミツバツツ ジが沢山にみられるのだが、今年は開花が早まり、代わってモチツツジが待機し ている。わずか4日前の下見の時にはコバノミツバツツジは残っていたのだが、 残念である。お弁当休憩の芝生広場へは、ハイキング G だけでも年 4 回は行く。

 

お弁当を食べて第 2 展望台へと進む前に、周囲の樹木観察にゆっくりと時間をとって四季を重ねてみる。変化の中に新しい発見がある。四季の移ろいを実感してワクワクする。  2 展望台からの四方の眺めは、今日は薄曇り、でも山は青葉若葉に染まってきている。笑っている。  参加者の 3 人のパークメイトの小学生は、今日のもう一つの目的でもある永楽ゆめの森公園へと急いだ。我々大人には約 7 キロの行程は少しきつかったかな。

見出川をきれいにしよう 《2018年3月18日》

桜の開花がちらほら聞かれる陽気のイベント日和、今年も見出川の清掃活動が行われました。高田地区の方々、町内のご家族、熊取町役場の方々、グリーンパーク熊取のメンバーが一丸となって、川に入り、ゴミ拾いをしました。


「この活動も今年で10年になります」との高田区長さんからの挨拶の言葉、継続は力なりです。里山の豊かな自然が広がる水辺の環境をみんなで大切に守ろうという意識が根付いてることがわかります。


しかし、昨年の大雨の影響で、川の様子は一変し、土砂が片側に積み上がり、ゴミと土が混ざり合い、ゴミを除くのは大変でした。

みんなの懸命な作業の結果、随分ゴミを集めることができ、川もきれいになりました。


ゴミ拾いの後は、生き物採取!子ども達は濡れるのも構わずジャブジャブ川に入って夢中で捕まえていました。「なにこれ~。動いてる」と持ち上げた網の中に見つけたのは、カゲロウの幼虫。今日はカゲロウがたくさんいました。ほかにもサワガニ、オニヤンマのヤゴ、ヨシノボリ、ドジョウ、ヨコエビなどなど。たくさん捕まえましたが、サイズが小さいものばかり・・・。大雨の影響でしょうか?


清掃後は、高田ちびっこ広場の生き物ふれあいコーナーで、ブラックボックスやチリメンモンスターなど観察し、楽しんでいただきました。

 一生懸命ゴミ拾いをしてきれいな川になったよ
  いろんな川の生き物をとったよ♪

冬の鳥をさがそう 《2018年2月18日》

今回のイベントには募集人数20名に対して24名の応募があり、うれしい「悲鳴」を上げる中、実施日はこのところの寒く冷たい気象から一転して、温かい日差しがイベントを応援してくれました。 

まずは向かった東谷池、トビが対岸の枯れ木に止まっています。大人の参加者の一人は「永くこちらを向いた顔が、何ともかわいいとの印象を持ちました」と。 途中飛び立って旋回するのを見て、子どもの一人はチェックリストに、全長60センチ・翼開長160センチと記入します。


冬鳥といえば何といっても水鳥。潜らないカルガモと潜るキンクロハジロがいます。 後者は「目は金色、背中は黒色、翅は白色だって。名前の由来はここからかな」とつぶやく大人。何回かの下見で観察できているオシドリが見当たらない。主食のドングリを求めて「丘に上がっているのかな」。

和田新池展望台経由で和田山散策道を左回りに3分の2周、風が出ていたのか、姿を見たのはイソヒヨドリのオスのみ。地鳴き、さえずりも騒音にかき消されて成果ほとんどなしでした。


別所池では額から嘴の色が白色で、全長が
40センチと「意外に小さい」オオバンを見ました。ここではキンクロハジロと行動を共にしていました。 


野外活動ふれあい広場に戻ってきて今日のまとめの鳥合わせ、リーダーの解説に参加者が加わります。「カワウを見ました」。昨年参加した一人「双眼鏡を買って自宅の近くで定点観察しています。野鳥を見つけ、見分け、聞き分ける域に達しようとバードウオッチングが楽しくなってきています」と。

子ども達はお土産にもらった野鳥のフィギュアを手に、大喜びの中帰路につきました。

キンクロハジロ

炭焼き体験とシイタケほだ木作り 《2018年2月10日》

北陸に記録的な大雪が積もる大寒波は一息ついたものの、今日は冷たい小雨がショボショボと降り続く残念なお天気でしたが、去年を上回る53名の参加者を迎え、寒さを吹き飛ばす熱気ムンムンで、恒例の炭焼き・シイタケほだ木作りが行われました。

今年の参加者の約半数は元気な子ども達。少々の雨もへっちゃらです。

 

まず、炭焼き体験。グリーンパークには3基のドラム缶型炭焼き窯があり、今回は1基を木炭用、2基を竹炭用に使用しました。

木や竹を寸法通りに切断。元気な子ども達のノコギリさばきのうまさにびっくり。大人達も負けられません。切った竹は4つ割りにして内側の節取りをし、窯に詰め込み易くします。力仕事でみんないい汗をかきました。

 


準備できたところで窯に隙間なく上手に詰め込み、蓋をして焚き口からたきぎに火をつけました。体験はここまでで、あとはパークのスタッフが火や煙の状態をみて焚き口を小さくし、蒸し焼き状態にして炭を作ります。窯出しは十分冷めてからの数日後となります。

 

次に、シイタケほだ木作り。里山から伐り出したコナラの木に専用ドリルで24個の穴をあけて、シイタケ菌をたたきこみます。再来年にはおいしいシイタケがニョキニョキ生えてくることを願ってエーイ!と打ち込んでいました。

 

悪天候を心配して進行を速め、作業が終わってからのお昼タイム。グリーンパーク特製、冬に嬉しいあったかい豚汁をみんなでいただきました。

シイタケを上手く育てる極意の話も聞き、重たいほだ木を担いで、「楽しかった」
   窯に竹をびっしり詰めたよ

凧をつくろう 《2018年1月21日》

よく晴れ、風があまりなく、あたたかなぐらいの日でした。

グリーンパーク熊取のスタッフに手伝ってもらいながら、自分の好きな絵を描いて凧を作りました。

 

ふれあい広場の中なので車の心配はありませんが、30人もいたので少し狭かったかもしれません。

この日は風がなかったので、走りまわらなければなりませんでした。でも今ごろは自分の家の近くで凧揚げをする場所が少なくなってきたので、ふれあい広場の中は安心できます。

 

わずか2時間でしたが、広場で思いっきり自由に走りまわって、自分で作った凧を高く揚げた子ども達はとても楽しそうでした。

    思いっきり走ったよ!
   凧に絵を描いたよ!
   楽しそうな絵がいっぱい♪

七草粥と新春野草観察会 《2018年1月》

お正月松の内の最後の日に当たる17日、人日(じんじつ)の節句の朝、一年の無病息災を祈って春の七草の入ったお粥を食べる習わしが、10世紀ころから朝廷で儀式化し、それが民間でも今日まだ伝えられたと言われている。

毎年ながら、グリーンパーク熊取でもこれにならって、七草粥のイベントを行っている。

 

今年は前々日雪が降り七草を探すのに苦労しました。数日前にスタッフが5草を採取し、前日には、参加者を案内するコースの下見、七草粥の下準備、買い物など翌日のイベントに向けて準備した。

 

当日は参加者をお迎えし、計画どおり野草観察、七草粥の炊き出しと、スタッフ一同力を合わせて5鍋(塩と味噌味の七草粥2種、餅・さつまいも・里芋入りのお粥3)を炊いた。

とても美味しく炊けたので5鍋全て完食、作り手も苦労の甲斐がありました。

 

参加者も笑顔で「美味しかった。ありがとう♪」と帰途に声を掛けられホッとする。

スタッフの皆さん大変お疲れ様でした。

来年もこの様になりますように!



   春を待つ野草がいっぱい!
  み~つけた♪ これ何?
   七草粥いただきま~す♪

しめ縄作り 《2017年12月23日》

2017年も押しつまった野外活動ふれあい広場に大勢の参加者が集まり今年最後のイベントです。

 

新年に厄除けとして玄関に飾る「注連縄」を作りました、それも手作りでわが家に飾るとなると力が入ります。 熱気ムンムンのような日和の中、スタッフのデモンストレーションを見、4人一組で注連縄を編みます。

 

青味がまだ残る稲わらを使い、袴を取って綺麗な藁にします。新年が幸多かれと心を込めて編み上げます。

紙垂は神様の降臨を表し、ウラジロは清廉潔白、子孫繁栄、子から孫へ代々譲る、ユズリハや橙の縁起物を飾り、紅白の水引で結んで出来上がりです。

皆さん立派に出来たお手製の注連縄に感激です。

 


くる年が良い年であります様に声かけあって広場を後にしました。


 

立派なしめ縄完成!
木槌でわらをたたいたよ
みんなで力を合わせ藁をあんだよ
正月に我が家に飾るよ♪

晩秋の里山ハイキング 《2017年12月9日》

奥山雨山自然公園は紅葉の真っ最中。参加者の声、お一人は「今日のコースは私の一番のお気に入り、毎回楽しみです」 またお一人は「熊取に越してきて40年で初体験、挑戦するおもいで参加しました」
 

まずはストレッチ体操で体をほぐし、全員杖を手に出発です。今回は主催者の意向で9つの休憩ポイントを設けました。


最初の休憩ポイントは上高田・助谷への入口です。見出川を挟んで左に大熊街道の道標があり真新しい祠の中に
4体のお地蔵様が祀られてあり、戦国時代の石垣を背にしています。右には明治の末期大森神社に合祀された菅原神社跡があります。

次の休憩ポイントは助谷森の道と助谷自然の道への分岐点ですが、その間、町立東小学校3,4年生が毎年自然を観察する「水生の生き物」「スギとヒノキ」「湧き水」を通ります。

3人のパークメイトの北・中央小学校生は「自然のこと、いっぱい学べてよかったです」との感想。



助谷森の道と助谷自然の道が合流する地点が今日の最高地点・
288Mです。昼食をとった芝生広場からの展望台、そこからの四方の眺めは素晴らしいの一言です「秋に山笑う」かな。快晴の下、あべのハルカスがくっきりとそびえていて「熊取にこんな素晴らしいところがあるなんて、来年も参加します」 


念入りにクールダウンして「お疲れが出ませんように」 解散しても子どもは走り回っています。元気をもらいました。
 

 

初秋の野外活動体験塾(納涼流しソーメン)  《2017年9月9日》

野外体験塾2回目は恒例の「流しソーメン」です。申し込み初日数時間で締め切らせてもらうほどの人気ぶりにスタッフも驚きました。

当日は、朝から爽やかな風が吹く広場に106名の参加者を迎えて始まりました。スタッフにはパークメンバーの他に、大阪体育大学野外活動部の5人の学生さんが加わってグーンとパワーアップ!

 

まず、ソーメンを食べるお箸とお椀を竹で作ります。

箸の長さに割った竹をそれぞれナイフで削ってマイ箸を作ります。普段ナイフを使う機会がないのでみんな四苦八苦。愛情込めて竹箸を作成しました。

お椀は、竹の節を利用して、のこぎりで切って作ります。切り口を滑らかにしてマイカップを仕上げます。のこぎり使いは手慣れた方も多くスムーズでした。それぞれ自分の名前を書いて、あとはソーメンを待つばかり。

 

炊事棟ではスタッフがテキパキと準備を進め、ソーメンをゆで上げます。

広場には前々日から準備してきた長さ13mの流しソーメンの台が4台設置され、水の流れも確認済み。

さあ、いよいよソーメン流しスタート!

大人も子どもも流れてくるソーメンを上手に掬い取ってマイカップに運びます。みんなで食べるソーメンは美味しそうです。

 

一息ついて、午後は学生さん主導の「ポイントラリー」。

子ども達はチームに分かれ、用意されたゲームを行い、チェックポイントを探しながら進んでいき、合計点を競い合うプログラムです。ヒミツの言葉・ケルン(石を積み上げ高さを競う)・カモフラージュ(隠された宝探し)・スリーアイズ(松ぼっくり投げ)・おおなわチャレンジ、みんな一生懸命頑張りました!ゲームを通して初めて会った人ともすぐに打ち解けられたようで、みんな満足の笑顔。

 

自然の中で心も体も開放され、家族や友達との楽しい時間が流れる広場。「楽しかった」の感想もいただき、スタッフもホッとした野外体験塾となりました。

竹のレーンでソーメンを待ちます
おおっと、ソーメンキャッチできた!
体大生も流しソーメン体験
みんなでポイントラリー

大菊の福助仕立てに挑戦 第3回 管理作業    《2017年9月2日》

3回シリーズの講座も7月8日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。

 

今夏は北日本では天候不順の日照不足に見舞われましたが、大阪は夜間も気温が例年以上に高い日々が続き、菊の生育管理が難しい年となり、受講生の菊の生育状態が心配されました。

結果的には、全部の苗が無事に育った方、残念ながら23本になってしまった方等少し生育状況にばらつきが出てしまったようです。やはり昨年に比べ、立ち枯れ、生育不足になってしまった苗が少し多く、自然相手の難しさが感じられました。

 

それでも、残りの苗に秋の大輪開花の希望を託し、支柱立て、止め肥施肥、増し土作業を終え、今後の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付法等、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。

 

最後に「熊取町秋の文化祭 菊展示」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。

八朔まつりハイキング 《2017年9月1日》

豊作を祈願する八朔祭りの神事が91日に雨山頂上の雨山神社で、大森神社から宮司を迎え、執り行われました。

当日の天候は快晴で絶好のハイキング日和、移り行く秋の気配が感じられます。往復に立ち寄った馬場跡から大阪湾の眺めは、遠く近く、えもいえぬ素晴らしいものでした。「邪魔になる目の前の雑木は切れんものやろか。」「そんなこと勝手にしたらあかんで。第一、
4年前に国の史跡『土丸・雨山城跡』になってるんやで」

 

山頂へは成合登山口が出発点です。左子池の手前に町石十があり、町石一は鳥居、堀切と続く左手にあります。町石はコースの道案内、目安になっています。

七曲の後半、町石三を過ぎたあたりからが難所です。登山道に岩石がゴロゴロし、岩肌はむき出しです。トレッキングポールなり杖が欠かせません。「事故の原因は転倒、結果は骨折」と、ひたすら足元を見つめます。

 

八朔神事の後は、本日の主役成合地区住民からお神酒がふるまわれ、お餅2個とお菓子が配られ、参加者はしばしのひと時、交流しました。

 

  馬場跡からの眺めは最高でした!
雨山山頂の神社で神事が執り行われました
    雨山登山口で

夏休み子ども自然教室 特大シャポン玉をつくろう 《2017年8月20日》

子ども達はシャボン玉が大好き。シャボン玉から多くを学んでもらおうと実験です。

 

まずハスの葉っぱで水の表面張力の説明から始まり手作りシャボン液作り。水・台所用洗剤・洗濯のり(PVA)を混ぜ合わせる毎に、ビール缶の裏側でふくらませ、大きさ、色、強さを観察し、次に枠作りをし、いよいよ飛ばし合いです。

手作り枠で自分より大きく長いシャボン玉に大歓声。

 

更に大きな枠で、大人より大きく長いシャボン玉と全員が骨だけのうちわで無数のシャボン玉が出来て大興奮です。

 

最後にシャボン玉の中に人が入れるのか初めての挑戦。子ども達全員一人一人入る事が出来全員大満足でした。特大のシャボン玉をつくり、大人も子どもも夏休みの楽しい思い出になった事だと思います。

夏休み子ども自然教室 ザリガニ・さかなくんと遊ぼう 《2017年8月19日》

生き物とふれあう子ども達の笑顔を思い浮かべながら準備をかさね、いろいろなメニューでスタート。

 

もんどりを上げよう」別所池に仕掛けたもんどりに何がかかっているかな?みんなワクワクしながら引き上げました。

ちりめんモンスター」ちりめんじゃこの中にはカニ?エビ?魚の稚魚やタツノオトシゴも!意外な生き物たちの世界を探検しました。

ザリガニを釣ろう」前半はスルメや魚肉ソーセージを餌にザリガニ釣りに挑戦。後半はもんどりで取れた魚も投入して、手で捕まえる、ふれあい体験!小さい子供たちも大喜びでした。


ブラックボックス」中身が見えない箱の中に手を突っ込んでみると、ぬるっとする生き物が…。怖っ!でも平気な子も多かったとか。勇敢ですね。

しおりを作ろう」夏休みの思い出にきれいな作品がたくさんできました。



生き物観察コーナー」カワムツ、ヨシノボリ、ドジョウ、ザリガニなど、

オス、メスの違いや動き方など聞くと、ガゼン興味が深まります。

 

普段出会わない水辺の生き物と触れ合える貴重な体験ができたと参加者の方々にも好評な自然教室でした。


夏休み子ども自然教室 トーテムポールを作ろう     《2017年8月6日》

トーテムポールは、18世紀ごろ北アメリカ北西沿岸の原住民が、柱に家の紋章や伝説・物語の登場者を彫刻したことに由来します。

初めての取り組みテーマにスタッフ一同知恵を絞り、彫刻の替りにプレートに参加者の「好きなもの」や「夢」を描いてもらい、事前に準備したメインポールに貼り付けることにしました。かんむりは「カワセミ」です。

 

『楽しんでもらえるかな~』との思いで迎えた参加者は26名。

スタッフが手順を説明し取り組み開始。

主催者の“不安”を吹き飛ばすかのように、ウサギやクマなどの動物たち、魚や昆虫、アサガオなどの草花。

夏祭りで見た花火や浴衣姿、お子さんそっちのけで三葉虫や恐竜を夢中で描くお父さん、などなど。

華やかで独創的な図柄が出そろいました。

  

2メートル以上の大きな柱は4本。描いたプレートを持ち寄り、ネジで固定しそれぞれ作者のサインを書き、直径40センチほどの丸太の上にポールを乗せ固定すると「オオー!」と歓声。立派なトーテムポールが完成しました。


 

このトーテムポールはしばらく広場に残され、参加者の「記念碑」として展示されます。お礼の言葉に包まれながら初めての体験を終えました。


夏休み子ども自然教室 水てっぽうを作ってとばしあい 《2017年8月5日》

「夏休みこども自然教室」初日は、水てっぽうを作って飛ばしあいである。前日の大雨のせいか欠席が目立ったが45名の参加者が集まってくれた。

毎年好評のイベントだが、今年は●ペットボトル倒し ●水風船落とし ●水かけetc.「遊び方」に工夫を凝らした。先ず、子ども達には八つの班に分かれてもらい「水てっぽう作り」をしてもらう。次に分かれた班を2組に分け、子ども達には紅白のハチマキをして「飛ばしあい」で競い合ってもらった。みんな午前中いっぱい思い切り遊んでいた。

子ども達から「また来年も来るよ」と笑顔をもらった。





川たんけん 《2017年7月30日》

雨山川川たんけんは参加者46名、スタッフ14名でスタート。

野外活動ふれあい広場から雨山川まで、田んぼの生き物、バッタやトンボなど里山の自然とふれあいながら15分後に到着。「わ~涼しい!」樹木におおわれた雨山川の水辺は天然のクーラーです。

 

さあ~川の自然体験です。網を片手に「魚とれた!」「蜘蛛みたいなのがいた!」

「カニの赤ちゃんや!」川にすわりこんで「冷たい♪」 子ども達はずぶぬれです。

 

  

次に見つけた生き物の観察です。吸盤でペタッとくっつくヨシノボリや、弓なりになって死んだふりのコシボソヤンマのヤゴなどユニークな生き物がいっぱいです。この日見つけた生き物は11種類。観察した後はみんなで生き物を川にかえしました。

最後にパネルをつかった川の環境の話を聞いて皿谷池を水源にした雨山川はきれいな水であることを確認。

 

夏には最適な川たんけんで、川の自然を思いっきり楽しんだ一日でした。

  樹木におおわれた雨山川は涼しい♪
   雨山川にすむ生き物たち
   採取した生き物を皆で観察

大菊の福助仕立てに挑戦 第2回 《2017年7月29日》


前回、75日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。

うまく発根しているか、スタッフも気になりながら29名の受講生を迎え、講座の開始です。

 

早速苗の状況調査です。5本全滅が1名いましたが、残り29名の平均は約4本が立派に育っていました。

今年は雨が少なく、さし芽以降も高い気温が続き、管理が大変難しかったのですが、上々の出来栄えでした。

 

早速用意していた補充の苗を配布し、全員5本ずつの苗を、1工程づつ説明をしながら5号鉢に定植していきました。経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。

 

今回も定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいているのを見ると、受講生全員の苗が無事に育ってくれるよう、祈りながら、受講生を見送りました。

大菊の福助仕立てに挑戦 第1回 《2017年7月8日》

「大菊の福助仕立て」とは、大菊を小鉢で育て、鉢底から花首まで40cm以下に育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。その姿が頭でっかちな「福助人形」に似ているので「福助仕立て」と呼ばれています。

小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない、持ち運びが容易である。などの理由で人気のある花づくりです。

 

今年は予想以上に応募者が多く、受講者は29名となり、課題は提供する挿し穂を予備も含めると約300本用意しなければならなかったのですが、菊グループメンバーの努力で無事クリアーする事が出来ました。

 

受講生の約70%が女性で、女性に人気のある講座と言えます。また2年以上連続の受講生が50%、中でも4年連続の受講生が25%とリピーターが多いのもこの講座の特徴です。

このため受講生どうし、あるいはスタッフとも顔なじみが多く、終始和やかな雰囲気で講座が進行し、受講生は長さ約5~6cmの挿し穂をジフィポットのさし芽床に、無事の発根を祈りながら、一本一本丁寧に挿しました。



今後、次回までの約3週間の育苗管理が重要である事の説明を行い、7月29日の「第2回 5号鉢への鉢上げ」には無事に育った立派な苗を持ってきていただけることを願って約2時間の講座を終了しました。

初夏の野外活動体験塾 《2017年6月17日》

梅雨の中休み、緑あふれる野外活動ふれあい広場に、70名(子ども55名、大人15名)の参加者を迎えて、今年も「野外活動体験塾」が開かれました。

 

まずは、全員、飯盒でご飯を炊きます。

スタッフの説明を聞いて、お米をはかり、グループごと、20個の飯盒が準備されました。

 

 

次はカレーと竹のスプーン作り。

キャンプの定番ですが、今日は夏野菜カレー。具材はいつものジャガイモ・人参・玉ねぎに加え、カボチャ・ズッキーニ・ナス・ピーマン・モロッコインゲンと野菜たっぷり。みんなで協力して野菜を刻みます。小さな子供たちも素手で新ジャガの皮むきに挑戦!

 
カレーを食べるスプーンは竹を切って、形を作ります。

幼稚園児もお母さんの声援を受けながら、ノコギリを使って一生懸命。

サンドペーパーでみがくと高価な“銀のスプーン”よりおいしく食べられる

マイスプーンが出来上がりました。




準備が出来たら、かまど炊きスタート。上手にご飯が炊けるかな?

カレーも野菜・肉を煮込んで、最後にルーを投入しました。美味しそうなカレーが完成。グリーンパーク特製のラッキョウも添えて、いただきます!

 

 午後は、竹の一輪挿しの花器作り。

自分のイメージを膨らませたり、見本を見ながら、時間がたつのも忘れて作品作りに没頭しました。みんな素敵な作品ができあがったようです。

 

 
さわやかな風に吹かれながらの飯盒炊さんと竹のクラフト、それぞれ笑顔の体験塾となったようです。

さや池観察会 《2017年5月28日》

“見て、探して、やってみて、学ぶ”をテーマに活動した「さや池観察会」で、水辺の自然を遊んで楽しみ、体感できた笑顔いっぱいの一日でした。さや池ビオトープがリニューアルして初めての観察会に、19名が参加しました。


ビオトープの説明の後、池の水抜きです。底樋(そこひ)を抜くと放水され、流れ出る水の勢いに「わあすご~い!」


水抜きが終わるまで、雨山川で観察会です。5月とは思えない猛暑に、冷たい川の水はとっても気持ちがよいのか、子どもたちも大人もジャブジャブと川に入って、生き物採取に夢中。「サワガニだ!」「魚つかまえた!」「これ何?エビ?」、皆で見つけた生き物は14種類でした。


川の水の水質調査もしました。子ども達が調べるとCOD3 PH7 アンモニウムイオン0.3です。皿谷池から流れてくる水は、とてもきれいな水であることがわかりました。


水抜きが終わった池を皆で観察すると、「カワニナがいっぱい!」「ドジョウがいた!」

底にはヘドロが堆積していて、スタッフが入るとズボズボと足がもぐります。子どもの一人が体験。池に入ると危険なことを実感してもらいました。



“見て、探して、やってみて、学ぶ”をテーマに活動した「さや池観察会」で、水辺の自然を遊んで楽しみ、体感できた笑顔いっぱいの一日でした。


放水された水の勢いはすごかった! 気温は?
  いろんな生き物みつけたよ♪
   川の環境のはなし

和田山パークまつり 《2017年4月29日》

101名の参加者で賑わった和田山パークまつり。新緑がまばゆい青空のもと、和田山の自然を楽しんでもらった一日でした。

 

本日は晴天なり。和田山山頂からの眺望は大パノラマが展開しワンダフル。頂上まで来られた皆さんの清々しい表情が最高でした。

 

東谷池ではカイツブリが羽繕い真っ最中、ミシシッピアカミミガメが気持ちよさそうに甲羅干。スイスイ泳ぐカルガモや、上空のトビ、ツバメが巣作りに忙しく飛び回っているのも皆で観察。

人気者はお髭の生えたひょうきんな顔のドジョウ。ミシシッピアカミミガメが顔を出すと大歓声。「みて~ザリガニつかめた~♪」




230本の筍の土佐煮にタカノツメの葉の味噌胡麻和えと、春の恵みに舌づつみ。食べられる野草の展示にもみなさん興味津々。

 

竹ヘラで間伐材の皮むき。やり方のコツをスタッフが教えると一心不乱に剥いでいく。「もっとやりたい!」「おっちゃん、丸太きらしてーな」直径30cmもある丸太切りにも挑戦。

 

型紙をつかってonly oneのこいのぼりに仕上げていく子ども達。みんなの個性豊かなこいのぼりが和田山の青空に泳ぎました。



   和田山頂からヤッホー!

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