くまとり散策コースまっぷ いきもの編
【もくじ】
①タマムシ②ハンミョウ③ニホンカナヘビ④イトトンボ⑤コゲラ
⑥トビ⑦テングチョウ⑧トラツグミ⑨イシガケチョウ⑩アサギマダラ
⑪ゲンジボタル⑫ツマグロヒョウモン⑬ショウジョウトンボ⑭コシアキトンボ
⑮ゴマダラカミキリ⑯セミ⑰キンモンガ⑱イソヒヨドリ⑲ホタルガ⑳モンキアゲハ
㉑コミスジ㉒オオルリ㉓ジョウビタキ㉔マガモ㉕ヨシガモ㉖オオバン㉗キンクロハジロ
⑫【ツマグロヒョウモン】
・タテハチョウ科ヒョウモンチョウ属に分類されるチョウの一種で、雌の前翅先端部が黒色で、白帯を持つのが特徴である。
・成虫の前翅長は38-45mmほど、翅の模様は雌雄でかなり異なる
・雌は前翅の先端に黒(黒紫)色地で白い帯があり、ほぼ全面に黒色の斑点が散る。
・雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄だが、後翅の外縁が黒く縁取られるので他種と区別できる。
・成虫は平地の草原・空き地や道端で見られ、成虫は4月頃~11月頃まで見られ、4~5回発生する。
・幼虫は黒色の体、背に赤い筋が縦に通る。棘状の突起があり突起は前部は黒く、後半部は根元が赤く先が黒い。かなりとげとげしい毛虫であり毒々しいが、突起で刺すこともなければ毒も持たない。
・幼虫は各種スミレ類を食草とし、野生のスミレ類のみならず園芸種のパンジーやビオラなども食べる。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)
⑮【ゴマダラカミキリ】
・カミキリムシ科に分類され、大型で姿が目立ち国産カミキリムシ中で最もよく知られる種の一つ。
・食樹も広範であるため都市部の街路樹、庭木、公園樹木でもよくみられる。
・成虫の体長2.5cm-3.5cm程で、全身が黒い。光沢のある黒色に白い斑点が並んでよく目立つ。
・幼虫、成虫の食樹対象は生木で、食樹が非常に多岐にわたり果樹や街路樹などにもやってくる。
・成虫は6月-8月に出現。昼夜活動し、食樹の葉や若枝のみずみずしい樹皮を後食する。
・果樹や街路樹に被害が出ることもあり、農家では重要な害虫の一つとして警戒されている。
・噛みつかれないように要注意
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)
⑯【セミ】
・セミは、カメムシ目・セミ上科に分類される昆虫の総称で「鳴く昆虫」の一つとして知られる。
・日本では35種。大阪では12種、一般的に知られているのは6種類である。
・翅端まで130㎜から20㎜までの物がいる。
・セミは、卵→幼虫→成虫という不完全変態をする虫である。
・幼虫の地下生活する期間は3-17年(アブラゼミは6年)に達し、短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつ。
・オス成虫の腹腔内には音を出す発音筋と発音膜、音を大きくする共鳴室、腹弁などの発音器官が発達し、鳴いてメスを呼ぶ、 鳴くのはオスだけである。
・セミ類ではクマゼミとミンミンゼミは午前中、アブラゼミとツクツクボウシは午後、ヒグラシは
朝夕、ニイニイゼミは早朝から夕暮れまで終日、などと鳴く時間が違う
・セミの尿はほとんどが水で、有害物質はほとんど含まれない。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)
㉑【コミスジ】
・タテハチョウ科に属するチョウの一種。似たものにミスジチョウ、ホシミスジがいる
・翅を開いたまま はばたかずに滑空というイチモンジチョウ亜科で典型的な飛び方をする。
・成虫の前翅長は23-31㎜。翅は横長で黒褐色をしており、白帯が前翅に1本、後翅に2本斜めに走る。翅を開くとこれらの帯模様が「三」字に見える。
・この帯模様以外にも、前翅のやや外側には横長の白斑が並ぶ。翅裏も同じ模様だが、地色は明るい茶色になる。また、体には緑色の毛が生える。
・成虫は4月から11月まで長期間見られ、その間に1-4回発生する。
幼虫はクズ、ハギ、フジ、ニセアカシアなどのマメ科植物を食草とする。
(引用元:ウイキペディア・写真提供;阿久澤)